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【7/19対広島14回戦○】2アウトから下位打線で先制点!熊谷のバスター・北條のタイムリー二塁打など”床田対策”がハマり、マツダスタジアム初勝利!

こんにちは!かったーです!

阪神タイガース、連勝です!

今季苦手としている床田寛樹選手が相手だったこともあってか、矢野監督はスタメンをいじってきました。

抜擢された右打者達が揃って結果を残し、床田選手からしぶとく点数を奪うことができました。


阪神先発は6月以降苦しみ続けていたウィルカーソン選手で、6回を投げ切ることはできませんでしたが、ストレートのキレが良く無失点を継続、5月27日ロッテ戦以来の5勝目を挙げます。

外国人枠を巡る争いに何とか生き残ることができましたね。


これでようやくマツダスタジアムでの今季初勝利となり、苦手意識を振り払うきっかけになることを願っています。



スコア・責任投手・本塁打

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スタメン

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打者成績

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投手成績

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気になった選手

梅野隆太郎

攻守に躍動し、チームのマツダスタジアム初勝利に大きく貢献してくれました。


2回表2アウト1,3塁の場面、ボール先行で迎えた4球目でした。

少し高くなった変化球をライト前ヒットとし、チームに先制点をもたらします。

昨年前半”得点圏の鬼”として大暴れしていた時を思い出させるような、逆方向への見事なバッティングでした。

何より2アウトランナーなしから下位打線でチャンスメイクし、8番打者が返してくれたので床田選手に与えたダメージが大きかったはずです。

このような攻撃が増えるかどうかは梅野選手の状態にかかってると言っても過言ではないと思います。


守備面では5人の投手をリードし、前カード暴れまくっていた広島打線を封じ込めることができました。

印象的だったのは5回裏のバント処理で、先頭打者出塁の嫌な流れを完全に断ち切る好フィールディングを披露、見事併殺を完成させます。


試合後梅野選手はこの打撃・守備に関して

「なんとか自分で点を取って決めないと、という気持ちが、結果として最高な先制点になったかな」
「とにかく刺しにいくことだけを考えて、良い判断で良い送球ができた。チーム的にもすごく大きかったんじゃないかなと思います」

とコメントしています。

攻守に躍動する本来の梅野選手の姿を垣間見ることができたので、阪神ファンとしては一安心です。

次戦以降も注目です。


熊谷敬宥・北條史也・陽川尚将

スタメンに抜擢された3人が揃って結果を残してくれました。


まずは2回表、佐藤輝明選手・大山悠輔選手が連続で三球三振に倒れたため、何となく嫌な雰囲気が漂います。

ですが北條史也選手が四球、陽川尚将選手がライト前ヒットで1,3塁のチャンスを作り、梅野選手のタイムリーで1点を先制することができました。


続く3回表、先頭の中野拓夢選手が出塁すると熊谷敬宥選手を送りバントの構えを見せます。

1球見送った後の2球目に、バスターエンドランを敢行し、これを見事に成功させます。

矢野監督のサインに熊谷選手が応えた痺れる場面でしたね。


最後は6回表、2アウト2塁で打席に向かうは北條選手で、7球目の低めに食らいつき三塁線を破るタイムリーツーベースとします。

貴重な3点目で流れをがっちりと掴む非常に良い働きを北條選手がしてくれました。

前回の床田選手との対戦でもしぶといタイムリーを放っていたので、今後ますます出場機会が増えていきそうですね。


抜擢された選手が活躍を見せたことに関して矢野監督は

-出番をもらった選手が活躍した。
「ああいうのはうれしいね。チーム全体が乗れるというか、普段、スタメンから出ることが少ない選手が作戦を決めたり、みんな機能して、ジョー(北條)もタイムリーを打って、陽川も出て、途中から行った竜平(小幡)もヒットを打ててとか。みんな良い形の野球ができたんで、残りまだまだあるんで、そういうところでは、みんなが絡むというか、みんなが乗っていけるようなゲームに、みんながしてくれたと思います」

と喜びのコメントを残しています。


お世辞にも強力打線と呼べるような状態ではありませんが、このような”伏兵”達の活躍があれば最低限の得点力は維持されるはずです。

ド派手な活躍も楽しみですが、この試合で3人が見せたしぶとい活躍をいろんな選手が見せて欲しいですね。



気になったこと

浜地の勝ちパターン入り

先発ウィルカーソン選手は6回途中で降板し、2番手としてマウンドに上がった渡邉雄大選手が1球で坂倉将吾選手を仕留めます。

3点リードの7回以降は浜地真澄選手・湯浅京己選手・岩崎優選手が無失点に繋ぎ、逃げ切りに成功。

マツダスタジアムでの今季初勝利を挙げることができました。


ここで注目したいのは7回裏に登板した浜地真澄選手で、いわゆる”勝ちパターン”としてこれまで登板していたアルカンタラ選手と役割が入れ替わる形になっています。

2人の7月の成績がこちらで、数字を見るとこの配置転換には納得です。

浜地真澄 7月
防御率0.00 5登板 0勝0敗 2H 
奪三振率9.00 被打率.118 WHIP0.40

アルカンタラ 7月
防御率6.75 3登板 0勝1敗 1H
奪三振率3.38 被打率.250 WHIP0.75

とはいえアルカンタラ選手も7月16日の中日戦で失点しただけなので、今後もリード時に投げる選手として見られているはずです。

ただ相手打者を制圧する様子が見受けられないので、今までよりも楽な展開での登板が増えそうです。


一方の浜地選手は7月に限らず安定感のある投球をずっと続けているので、勝ちパターン入りに何の異論もありません。

この試合でも僅か7球で三者凡退に仕留め、解説の緒方孝市さんも絶賛されていました。

湯浅選手の影に隠れがちですが、今年ブレイクした将来有望な選手なので、痺れる場面での経験がさらなる成長のきっかけになりそうですね。



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ありがとうございました。

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