リボウスキー

日々の生活で得た学び、気づきを、残していきたいと思い、 文章を書き始めました。 日常…

リボウスキー

日々の生活で得た学び、気づきを、残していきたいと思い、 文章を書き始めました。 日常の洞察の鍛錬として記していきます。

最近の記事

毎日のビールをやめて、花を買ったら暮らしに彩りが生まれた話

私は映像の制作を生業にしている。 その仕事柄、夜は遅く帰宅することが多い。 家路への途中に、ちょうどいいコンビニがあるため、 230円の缶ビールとつまみを買い、家族の寝静まった自宅の部屋で一人、晩酌をするのが日常の一部となっていた。 コロナ禍になり、在宅勤務が多くなったが、飲酒の量は減らず、仕事終わりには缶ビールを開けるのがナイトルーティンとなっていた。 在宅作業をしていると、仕事の息抜きに洗濯物の処理、食器洗いなどの家事を行うことができる。 共働きの我が家のリビング

    • マッキントッシュコートから考えるスマホ脳

      通勤列車の車内にて、いつものようにぼんやりとしながら、座席に座っていると、 コートを着たサラリーマンらしき男性が乗り込んできた。 座る私の目の前に立ちはだかる男性のコートのボタンにはmackintoshと記されている。 そのボタンの刻印を目にした時、10年以上も前の洋服屋でのやりとりした会話が呼び戻ってきた。 店内でアウターを物色していた時に、気になったコートがあり、手にとって眺めていると、店員から「マッキントッシュってご存知ですか?」と尋ねられた。 私は当時、マッキントッシ

      • 「五能線とドリームハラスメント」

        新青森から東京への移動で乗った新幹線で、その青年はたまたま私の席の隣に座った。 私は大人1名、小学生1名の2名分しかチケットを購入しておらず、2歳の息子を空いた席に座らせ、3人席を占領していた。その青年は、小学生の息子が現在座っている窓際の席のチケットの持ち主で、彼は窓際の席に座る権利を持っているのだが、青年は気を使ってくれて、息子に窓際の席を譲ってくれた。 見た感じは17,18歳の大学生くらい、きちんとした礼儀正しい、育ちの良さそうな青年だった。 その日は大雪の影響で、新

      毎日のビールをやめて、花を買ったら暮らしに彩りが生まれた話