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1/10超絶日記


7:30起床
8:00に家を出る。藤が丘駅発の電車に藤が丘駅から乗る。通勤時確実に座れるという事実がこの駅をより「藤が丘」たらしめる。最高の駅「藤が丘」。愛知にこれ以上自分が良いと思える駅はないに違いない。良いとこづくしで一生住んでもいいと思ほゆ。愛知でこんな気持ちになるなんて思わなかったね3年前のワレ。
今朝のことなのに行きの電車で何をしてたか全く思い出せない。漫然とTwitterでも見てたのだろう。明日から読書でもしようか。27分電車に揺られ名古屋駅に到着。電車から降りた瞬間の便意80%。いつまで人類は便意と戦わねばならんのだ。僕だけですか未だにこんなに高頻度で戦ってるの。なんて思いながらふと嫌な予感が頭をよぎる。「manacaの残高あったっけ。」在宅勤務中心になってから採算が合わないため定期券を買わなくなり、適宜manacaに現金をチャージしながら改札に出入りしている。いつもなら入場のときに残高を見るんだけれどもボーッとしてて今日は見逃してる。残高少なかった気が薄っすらとする。そして財布には現金が20円くらいしかないという絶望的事実を同時に思い出す。やべー。ドキドキしながら、人が後ろに着いてこなさそうな1番右の改札にmanacaの入ったスマホケースをかざす。「ピンパン!」案の定残高不足の赤い表示と共にクッション性の扉がパターン!と閉まる。キャーーー!!想像したことはあったけどついにこの状況が現実になってしまった。さてと周りを見渡し駅員のいる改札を見つけ駆け込む。この時便意95%。状況を説明し、「近くにあるATMでお金下ろして戻ってくるんで外に出させて下さい。」とお願いする。ダメって言われたらどうするんやっけ。「あ、全然良いですよぉ。」駅員の兄さんが軽めの二つ返事で通してくれる。これだから僕は名古屋市営地下鉄が好きだ。お困りの時の話がいつも早い。切符無くした時とか。ありがとうございます。早歩きで近くのATMに向かい万札をおろし、早歩きでさっきの駅員にオゥッすと合図しつつ改札内に入り、機械でチャージを済ませ颯爽と外の世界に飛び出す。便意99%。会社のトイレまで約4分。ゴールが見えると緩んでしまうでお馴染み肛門括約筋が例の如く緩む。彼が駅伝のアンカーだったら鬼監督に後で叱られるだろう。限界寸前。シュッとしたビジネスマンたちを競歩選手ばりにクネクネしながら真顔で追い越しまくり、エレベーターに滑り込み、無駄に高層まで上る箱内で叱られアンカー筋に全集中で叱咤激励しながら直立の末、職場フロアに到着しトイレに駆け込む。耐え~。
いつまでこんな感じなんやワシは。先週30歳になりましたけれども。と思いながら会社のトイレでスマホへのモバイルSuicaの導入を決意。また一つ現代人の階段を登りました。昔世にも奇妙な物語でやってた、トイレ行かなくて済むiQOSみたいなアレ、早く誰か発明してくれませんか。発明されるその日まで、叱られアンカー筋君よろしく頼むわ。

スッキリした顔で当然何事も無かったかのような顔で「おはようございます。」と出社。8:40。今週がまた始まる。

昼明け頃、今年初めて会う仲良し先輩が前から歩
いてきたので僕は「明智光秀」とだけ言ってロを
噤んだ。
先輩は戸惑った表情で「は?...は?お前何言ってんの?」とドン引いていた。これは完全に僕のミスで、先輩のリアクションは至極真っ当なものである。先輩に以下の事情を要約して説明した。

〜事情始まり〜
新年が明けてから初めて会ったり電話で話したりする人にはとりあえず「あけましておめでとうご
ざいます。今年もよろしくお願いします。」と挨拶をする風潮がやはり僕の職場にもある。僕はこれが苦手で大体後半フニャフニャして「あけましておしゃしゅゃす~今年もよろしゅやおしゃゆす~。」みたいになる。何が嫌かって、とにかく長いところ。統計学上、挨拶1文が10文字以上になるときつい。
何がめでたいねんワレって気持ちもなくはないけ
ども、短かったら別にいい。長いねん。とまで書いて仮に「あけおめです。ことよろです。」だったとしても普通に嫌やなと思ったので長い以外の理由も多分大きい。病気だ。
この嫌悪感を克服しようと、年始1発目、1/6の出社時にあることにチャレンジした。何年か前に水曜日のダウンタウンでオードリー春日がやっていた、「最初と最後の文字さえ合っていれば間は何でも行ける説」立証である。
僕はこの説をあけましておめでとうございますに
応用することで、その嫌悪感をチャレンジ精神に
昇華させようとしたのだった。
通勤電車内で考えた
「明智光秀お手柄でございます」
「赤坂サカスおもろーでございます」
を引っ提げ、3人の同僚相手にトライし、明智光秀の方で1つ成功を勝ち取っていた。
それを数日経った今日咄嗟に仲良し先輩にぶつけようとしたら全然舌が回らずゆっくり「明智光
秀」と言ったところで止まってしまったのであった。
〜事情終わり〜

その先輩に、数日前3人のうち1人には成功した旨も伝えたら、「その人やばいな」と他人を巻き込んで先輩をドン引きさせてしまった。でも来年もこの手法であけましておめでとうを乗り切ろうと思うくらいには笑えた。

19時頃業務を終えジムに直行。今日は大学生トレ
ーナーのカシナ君に背中のトレーニングを教えて
もらう。ちょうど去年の今頃始めた筋トレ。気が付けば1年続いた。社会人になってからこんなに続いたのは初めてだ。幼馴染の久保田甲斐という男が「GOAL-B」という名古屋にジムを持つ会社に
入社したことをきっかけに僕はそのジムに入会し筋トレを始めた。筋トレが続くと筋肉が着実につきゆく感じが楽しくなってやめられなくなり、「もっとマッチョになりたい」願望が膨れ上がり「なかやまきんに君みたいな体になりたい」と思うまでになった。何か目標がないと頑張りきれない性質なので、今年の7月にフィジークの大会に出ることも決めた。あのポージングマッチョだらけの舞台に自分が立っていることを想像すると現状自分でも笑ってしまうが、マッチョになりたいので出る。あと何年でなかやまきんに君になれるだろう。

今日、その幼馴染甲斐が東京で3日間に渡って主催したパワーリフティングの大会を無事成功で終えた様子をSNSで見た。仲間の協力を得て、「パワーリフティングを世に広めたい」という彼の意志が派手に表現された素敵な大会になっていることがスマホ画面上からも見て取れた。パワーリフティングの競技人口ホンマにめっちゃ増えそう。その中で、主催者である彼自身が競技者としてもスクワットに挑戦してるワンシーンが彼のSNSに上がっていた。

これ

この「1発のスクワット」に力を振り絞り出し切る「なにくそ根性」が顔に滲み出すぎているサマに笑ってしまいながらも大いに感動し、僕の目には涙が溜まっていた。帰りの電車内で。何年か前に高梨沙羅のジャンプをみたときの感動に近かった。期待を超えてくる感じ。何じゃこの底力。彼がこの大会に向けて一時体調を壊すレベルで遮二無二で頑張っていたのを遠巻きながら見ていたのもあり、バーベルだけじゃない何かを背負って立つその気迫に泣けた。自分こんな底力出せたことあるだろうか。僕自身「熱さ」みたいな部分を前面に出したりするのが苦手で照れてスカしてしまう部分があるのだが、彼の「熱さ」には触れていたいと思った。かっこいいと思った。年末年始はM-1やら学生ラグビーやら熱いイベントがただでさえてんこ盛りなところにあの熱い試技を畳みかけらて困った困った駒場孝。


海賊王に俺アナル!!!!

1/10の日記終わり


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