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落語稽古日誌(9):「金明竹」の稽古開始

きょうから落語教室での中級クラスがはじまりました。
稽古するねたは「金明竹」。きょうは10分までの部分練習だったので、関西弁の使いの者が符丁たっぷりの口上を述べるところまで話しました。
せりふがまったく出なくなることはなかったものの、上下が入れ替わってしまったりなどちょいちょいミスがあった。
次回は上下を気を付けて、与太郎をもう少し頭の足りない感じにしたいと思う。歯科矯正の器具が丸見えなくらい大きく口開けて話してみる。

以前の初級クラスの稽古初回同様、またもいろいろ失敗をしてしまった。
・稽古着のゆかたをあろうことか左前に着ていた。他の受講者の方々は気づいて後で指摘されましたよ、死んでるって…。北斗の拳の世界だよ…。稽古の終わりごろになって、なんか自分のゆかたの形状が他の方と違うことにうっすら気づき始めたが時既におそし…。これが発表会でなくてよかった。
・きょうは初級の時に稽古をつけていただく機会のなかった女性の師匠に稽古をつけていただいた。嬉しくて舞い上がってしまったのか、緊張したためかことばづかいがおかしくなり、「師匠に稽古をつけていただくのははじめてで…」といってるつもりが「師匠に稽古をつけて差し上げるのははじめてで…」ととんでもないことを口走っていたらしい。失礼過ぎる発言でたいへん申し訳ございません…。
・みなさん自分用の台本を持参されていた。自分はYou Tubeで柳家小三治師匠の動画、ニコ動で三代目三遊亭金馬師匠の音声のみのを繰り返し聴いて、言葉のよくわからないところは本やネットで調べて覚えたので自分の台本を作っていなかった。15分と尺が決まっているので、15分用の台本を作ろうと思う。

そして、今稽古している「金明竹」があるのを発見…。予約注文ボタンをおそうかおすまいか…。と迷いつつ結局押してしまった。ちょっと安くなっていた時期で助かった。稽古は続く。

2013.11

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