オーディトリー・ニューロパシー(31):知らないおじさんに怒鳴られる

・夏の暑い季節になると、補聴器がエアコンの動作音とセミの音ばかりとってしまい、補聴器がただの雑音発生器となってしまう。豊かな雑音の間からかいくぐってくる音声をどうにかキャッチしないといけない。
・ドラッグストアのレジ待ちで並んでいたら、後ろで大きな声がするので何かと思ったら、知らないおじさんが自分に向かって何か怒鳴っていた。
・「聞こえないのか」とかなんとか言ってた気がする。気がするっていうのは、大きな声で怒鳴られると割れて聞こえてしまうので余計に聞き取れないから。どうもレジが空いたのでよばれた(?)らしいんだけど、私が気がつかなくて動かないでいたようだ。気が付かなかったのはこちらが悪いが、そんなに激昂されるほど悪いことをした覚えはない。
・店員さんにレジに誘導されたので会計しようとしたらまだ怒鳴っている。説明責任は果たそうと思い、補聴器はずして、おじさんの顔の真ん前に示して、「聞こえないんです」って言って会計済ませて店を出た。ずっと怒鳴られてて私もイラッとしていたのか「気づかなくてすみません」とつけくわえるの忘れてしまった(笑
・難聴業界(?)の他の方だったらどうしただろうか。

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