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◆オーディトリー・ニューロパシー(81):脳波検査の続きと人工内耳の話

・大学病院で脳波検査を二種類。どちらも横になって耳たぶとおでこに電極つけて、耳につけた耳栓から音を聞いているだけ。

・どちらも大した苦痛はなく、はじめの方の検査は100デシベルはあるんじゃないかってくらい爆音(バチバチバチ…)でうるさいなーというのと、検査の教示を主治医の先生がものすごい耳元で、100歳のおばあちゃんに話しかけるかのように話すのでこそばゆいなーというくらい。音を聞きながらすっかり寝てしまう。どちらも小一時間ほど。

・結局、出るべき波形がどちらもちゃんと出なくて、音刺激の入力が神経発火となるところで問題が起こっているというのが改めて確認できたそうで…。ただ、今どのくらい神経がダメージ受けているか、前より変わったかという程度の判断が難しいらしい。そこまてわかれば重症度の判断に使えるのかなと期待したのだけれど残念。

・その後、音声認識アプリが手放せなくなり寄席にも行けなくなった最近の窮状をいろいろ話したところ、日本海側の豪雪県にある大学病院の人工内耳の先生に話をしてくださることになった。先生も「ちょっとお勧めしたくなるなぁという気持ちはあるんですよね」と。適用になるか、手術してうまくいくかも全くわからないが、字幕がないと落語を聞くのも難しくなった現状を打開したい。次回は5月。

・ところで、今日は先生と自分の間にスマホのGoogle音声文字変換を立ち上げておいて診察を受けた。「人工内耳」「脳波」だけでなく「中間潜時反応」みたいな専門用語もちゃんと出てきてすごかった。いちいち声を張り上げてもらったり(診察室に入った時点で先生の声がすでにかれている…。きっと耳の悪い患者に向けて声を張り上げ続けてきたのだろう)、書いてもらったりせずにすんだし、すごく話の理解の助けになった。

人工内耳については、下記の動画と解説がわかりやすい。インプラントを埋め込むが、髪を伸ばすと隠れてしまう。アラフィフなので身体機能の衰えは仕方ないが、すこしでも衰えるスピードを遅くしたい。
2020.2.7


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