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◆オーディトリー・ニューロパシー(104):人工内耳リハビリ日記…手術後の変化

耳を手術してからというもの、普通の目覚まし時計ではアラーム音がよく聞こえなくなり、早起きがちゃんとできるか心配になってきた。そろそろ振動型の目覚ましの購入を検討したい。本当は電車の駅員さんが使ってるやつ(下リンク参照)がほしいのだが…。じっさいアラームを3つ(スマホ、ガラケー、目覚まし時計)かけても寝坊してしまうことがあった。駅員さん用のは10万円知覚して高いので、腕にはめて振動するタイプを検討中。

聴覚の活用がしづらくなってからというもの、自分が今ここにいるという実感まで少し薄くなってしまっている…。ちゃんとまわりの環境にはたらきかけている感も乏しくて、鍵閉めたか、ガス栓締めたかなどたびたび確認してしまう。目視だけでなく触覚を頼りにする程度も増えた気がする。じっさい触って確かめる。それなのに体の中からの刺激はたくさんキャッチしてしまい、ご飯食べていると咀嚼音がめっちゃする。ここにいる、生きてるって感じがする(笑 こんな変化があるとは。

今の状態、まったく音がない…わけでもない。左は低い音の聴力がまだ残っているようで、咀嚼音とか身体の内側の音が響く。右はオーディトリーニューロパシーという蝸牛神経の病気で難聴のままなので遠くのほうから声が聞こえる感じ。そして、全体をニイニイゼミのような耳鳴りがサラウンドで鳴り響いている。

現在人工内耳を実際に使い始める「音入れ」の前段階。左耳がほとんど聞こえていない状態なので、何人かで話すような状況ではもやもやした声がまじったように聞こえてついていけない。音入れ前で意味のある言葉が聞こえないと、自分が存在してる感じがうすくなるだけでなく周囲ももやもやして曖昧な感じになっている今日このごろである。

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