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【マレーシア】13日間隔離先ホテルご飯

 2021年7月、仕事でマレーシアへ再入国。
その際、2週間隔離期間に頂いたものをメモしてみました。

 なお、ホテルはブキッ・ビンタンにあるFurama Hotel Bukit Bintang。本来隔離期間は14日間ですが、フライト自体がギリギリ前日の深夜便の為、ホテルの滞在期間は13日間となりました。

 個人的な備忘録につき、雑な憶測でメニューを断定していますが悪しからず。ちなみに、メニューの★マークは美味しかったマーク!

【1日目深夜着の夜食~夕飯】

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・ミックスベジタブルのナシゴレン(※1)
・唐揚げ
・オレンジジュース

 深夜3時チェックインのウェルカムナシゴレン。その付け合せはやたらにしょっぱい唐揚げ。申し訳ないので一口食べたら、しょっぱいのでご飯が進む進む……進んでしまう。唐揚げに交じる骨の食感が、如何にも“マレーシアに来たぞ”って感じのウェルカム飯。

 オレンジジュースは砂糖と着色料入りで、これまで避けていたブランドだ。煩悶しつつも取り敢えずキープ。

(※1)比較的メジャーなマレー料理。直訳すると“飯+焼いた”。つまり炒飯である。類似品にミーゴレン。意味は“麺+焼いた”。つまり焼きそばである。

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・食パン
・菓子パン3種
・コーンフレーク
・牛乳
・オレンジジュース
・バターとマーマレード
・りんご

 出た、コンチネンタルブレックファースト。好き嫌いはないが、この手の朝食に喜びもない。

 未明のウェルカムダメージが残っている為、日持ちしそうなものはキープ。牛乳は常温タイプなので、来年の4月まで持つ……持つの?

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・イエローチキンカレー
・白米
★青唐辛子の油漬け
・テンペ(※1)とインゲンのガーリック炒め
★スイカ

 チキンカレーが無難に美味しい。しかし、影の立役者は謎の油漬け。ペースト状の青唐辛子の隠し味は、マレーシアではお馴染みのイカンビリス(※2)。ほぼ油だけど、ご飯に合うな〜。ほぼ油だけど。

 テンペは淡白な味だが、異国情緒で追加点。

(※1)インドネシア発の大豆を豆の状態のまま固めたライトな発酵食品。トーフと同じく、ベジタリアン向けフードとして世界で活躍中。
(※2)カタクチイワシの頭とはらわたを取った煮干し。マレーシアの国民食ナシレマにも使われるなど、その登場回数は多い。

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・ベーコンとトマトのきしめんパスタ(リングイネ)
・ガーリックトースト
・ミニトマト
・甘々ニンジンスープ
・赤いミカンゼリー

 この広い世界で、良い感じの茹で具合のパスタを食べられる国は、意外と少ない……。そんなことを再認識されられるぶよぶよパスタであった。ガーリックトーストと共に、味付けはそこまで悪くない。

 しかし、問題はにんじんスープ。驚きの甘さ。なんだこれ、デザートの類か?そして、ゼリーもやっぱり甘いんだよなぁ。この人工的な色と香り、もしやジェロ(※1)お前なのか。

(※1)アメリカ人がやたら好きな箱入りゼリーの素。異なる色を重ねたレインボージェロや、野菜をぶち込んだジェロサラダなど、その応用は無限大。

【2日目】

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・チキンソーセージ
・ハッシュドポテト
・でろでろスクランブルエッグ
・ベイクドビーンズ
・食パン
・バター
★スイカ 

 パサパサタイプの焼いてない食パンって、ちょっと辛い。ベイクドビーンズ缶も、ストレートだとちょっと辛い。そして、止めの液状のスクランブルエッグ。

 甘いスイカ……これは大好物!

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★チキンのサンバル(※1)煮
・白飯
・温野菜と唐辛子ソース
・メロン

 やはりローカルフードが最適解。レッドカレーかと思いきや、サンバル風味のチキン煮込みだった。甘じょっぱいので白米に合うなぁ。

 付け合せは、かちかち温野菜に甘辛い唐辛子ソース。デザートのメロンはほぼ瓜。

(※1)トウガラシや赤タマネギ、ニンニクをと香辛料などと炒めて作る、インドネシア料理やマレー料理に使われる調味料。南インド料理に同名のスープがあるので要注意。

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★ラムシチュー
・ブロッコリーとカリフラワー
★蒸しポテト
・どろどろコーンスープ
・マンゴープリン

 そろそろ鳥以外のタンパク質が欲しい……と思ったところに来ましたラム肉。イスラム、ヒンドゥー教縛りの場合、ラムの登場回数が上がるのは嬉しい。

 スープは今回も若干甘い。野菜は全体的にカチカチ。シチューの人参がほぼ生なのは、逆に新鮮だ。

 デザートはおそらくマンゴープリン。粉末で作るタイプなのか、カップの底にザラザラとした触感と申し訳程度の黄桃が沈む。

【3日目】

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・ホッケンミー(※1)
・フライドチキン
・サンバル
・オレンジ
・オレンジジュース

 遂に脱コンチネンタル! 明日の朝食は白米だと嬉しい。

 麺はおそらくホッケンミー。具は鶏ひき肉と卵、ささやかな菜心(※2)。フライドチキンは胸肉なので骨なし。そして高カロリーを帳消しにせんとす、とどめのダブルオレンジ。

(※1)漢字で書くと福建麵。シンガポール、マレーシアで食べられる、中国福建省ルーツの麺料理。地域によって麺の種類、具材が変わるので、そのバリエーションは無限大。クアラルンプール近郊では黒くて味が濃く、脂でギトギトしている太麺の焼きそばが大体ホッケンミーである。

(※2)サイシンは中国料理に使われるアブラナ科の中国野菜。同じくアブラナ科の小松菜の茎の部分に食感、味わいが似ている。

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・ココナッツミルクソースのローストチキン
★ニンニクキャベツ炒め
・チリソース  
★パイナップル

 そろそろ体の何割かが、鶏肉で形成されてきた。

 今回のダークホースはニンニクキャベツ炒め。シャキシャキのキャベツに、みじん切りと塊のニンニクがドカドカ入っていて、とっても美味しい。ビール飲みたくなっちゃうなぁ。

 ちょっぴり食傷気味の鶏肉に、パイナップルの消化酵素が染みる。

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・グレービーソース(※1)チキン
★蒸しポテト
・レタスサラダ
・キノコのポタージュ
・パウンドケーキ

 一瞬、すわ豚肉か! と思ったが、勿論そんなことはなく鶏肉だった。

 サラダはサウザンドアイランドドレッシングと見せかけ、不意打ちでなんだかインドの味。クミンかな。蒸しポテトはこれで2回目。でも、ここのお芋は味がしっかりしてて結構美味しい。キノコのポタージュはどこか既視感のある、おそらくメイドフロム粉末スープ。

 ログインボーナスのオレンジジュースがどんどん溜まってゆく。

(※1)グレイビー、すなわち肉汁をベースにタマネギと香辛料、小麦粉で作る、イギリス生まれのソース。

【4日目】

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・チキンソーセージ
・ハッシュドポテト
・でろでろスクランブルエッグ
・ベイクドビーンズ
・食パン
・バター
★スイカ

 このメニュー見覚えがあるぞ。完全に再放送。朝から運動していたのと、配給の時間が遅い為(9:00頃)、割とモリモリ食べる。スイカは裏切らない、美味しい。

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★レッドチキンカレー
・白米
・インゲンとキャベツのターメリック炒め
・フルーツチャツネ?(※1)
・メロン

 ここにきて一番辛いレッドカレー。しかし辛ウマ。今のところ5食連続チキンだが……果たして夕ご飯は。

 気になるのは暫定フルーツチャツネ。材料を特定できず。繊維の感じだと桃系、あるいは馴染みの薄い南国フルーツか。う~ん。

(※1)南アジア、西アジアで使われる、野菜や果物を香辛料で煮込んだジャムっぽい調味料。カレーの付け合わせやソースとして使われる。

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・トマトソースのペンネ
★蒸しポテト
・温野菜
・ポテトとパセリのポタージュ
・疑似ブドウゼリー
・オレンジジュース

 脱チキン! というか、動物性たんぱく質自体一切ナシ。出所したら鮭のアラを焼いて、うるち米と醤油でわしわし食べる、食べるぞ!

 オレンジジュース6本溜まる。

【5日目】

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・チャークイティオ(※1)
・フライドチキン
・サンバルソース
・リンゴ
・オレンジジュース

 菜心、ニラ、オニオンフライの入ったチャークイティオ。お米党なので、パサパサ食パンより、油ギトギトの米麺の方が嬉しいかなぁ。

 ただ、贅沢を言うと、付け合わせのモーニングフライドチキンは別の日にお願いします。

(※1)簡体字だと炒粿条。マレーシア、シンガポール周辺の国民食の一つで、"かき混ぜて炒めた紐状の米餅"という意味を持つ。その具材、味付けのバリエーションは多いが、伝統的なものは豚の脂身をたっぷり使うアンチヘルシー料理。

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・インゲンとナスのダール(※1)
・白米
・チキンルンダン(※2)
・ニンジンとキュウリのパイナップルアチャール(※3)
・オレンジ

 インゲンとナスの他に、ニンジンやキャベツの入った具沢山ダール。お豆はレンズマメ。

 今回のチキンはココナッツの甘みのあるので、恐らくチキンルンダンかな。それにしても、チキンとオレンジという2大エースを酷使しすぎでしょ! マイナーリーグで活躍中の魚介類君も、そろそろ登板させてあげて。

(※1)日本っぽいとろみのある濃厚カレーが特徴の北インドカレーに対して、野菜たっぷりであっさり形の多い南インドの豆カレー。
(※2)インドネシアやマレーシア、シンガポールで食べられる、タマネギ、スパイス、ココナッツを使った煮込み料理。ココナッツミルクの甘い風味が美味しい。牛肉で作ったビーフルンダンは、ラマダン明けの御馳走の一つ。
(※3)タマネギ、ニンジン、キュウリといった野菜と、マンゴー、パイナップルなどの果物を香辛料、酢、油などで漬けたインドのピクルス。バリエーションはたくさんあるので、インド料理に付く、甘酸っぱくてスパイシーなお漬物が多分大体アチャール。

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★マッシュルームソースのローストチキン
・ペンネのペペロンチーノ
・クルトンレタスサラダ
・どろどろコーンスープ
・偽メロンゼリー

 本日も三食オールチキン達成。もう3羽分ぐらい食べたかな。ローストチキンは、比較的ローカロリーチキンだから嬉しいね。

 ペペロンチーノはちょぴりキャラウェイ(※1)みたいな風味がするので、異国情緒あり。それはそうと、駄菓子みたいな香りがするゼリーはもう勘弁してくれ~。

(※1)カンパリなど、リキュールのフレーバーにも使われるセリ科のハーブ。ハンガリー風シチュー“グヤーシュ”の決め手でもある。グヤーシュ、大好き。食べたい。

【6日目】

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・食パン
・菓子パン
・コーンフレーク
・バナナ
・ヨーグルト
・バターとマーマレード
・オレンジジュース
・牛乳

 最近甘いものは主に謎ゼリーだったから、パンオショコラが美味しいな。ヨーグルトも腸が喜んでいる。

 マーマレードはマレーシア産、バターはニュージーランド産。

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★白身魚のフライ
・白米
・インゲンとキャベツ炒め
・酢豚(咕咾肉)味スープ
・醤油黒酢ソース
・青リンゴ

 やったー! ついに6日目にしてお魚が出た。天ぷらみたいで美味し~い。ソースはちょっぴり甘過ぎだけど、ピリリと効く青唐辛子が良いアクセント。

 問題は酢豚味のスープ。キュウリ、トマト、タマネギ入りと具沢山だが、やっぱり甘い。糖度がデザートのそれ。

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・ポトフ風チキン
・温野菜
・蒸しポテト
・キノコのポタージュ
・マンゴープリン

 今夜のポテトしょっぱい! メニューも顔見知りばかりで少し憂鬱な夜。タンニンの効いた赤ワインや、スモーキーなウイスキーと語らいたい夜。

【7日目】

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・ロティチャナイ(※1)
・ダール
・サンバルソース
・青リンゴ
・オレンジジュース

 わー、初めましてのロティチャナイ。モチモチしていて、パサパサ食パンの数倍美味しいし嬉しい。ただ焼く手間があるのか、比較的シンプルなメニュー。

(※1)ロティとは、インド、中東、アフリカなど多くの地域で食べられる、全粒粉を使った無発酵パンの一種。とりわけマレーシアではロティチャナイと呼ばれる。なおマレー語でロティはパンの意。

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★Kam Heongチキン
・白米
・キャベツのポリヤル(※1)
・ラッサム(※2)
・青リンゴ

 また魚と見せかけて鶏フェイントに引っかかる。知らないチキンだが、上に乗っているカレーリーフ(※3)を手掛かりに、マレー料理の一つであるKam HeongチキンとGoogleが囁く。

 Kam Heongは広東語で“黄金の香り”を意味するそう。YouTubeのレシピ動画を見る限り、発音はカムヒョン?カムヒョム?

(※1)野菜を揚げ、ターメリックやクミンを加えたインド料理。定食っぽい形式のインド料理のでは、さりげなく副菜として添えられていることが多い。
(※2)トマトをベースにタリマンドやニンニクを加えた、南インドのスープ。辛くて酸っぱくてサラサラ~。
(※3)日本語ではオオバゲッキツ、あるいはナンヨウザンショウ。山椒というもののミカン科で、カレーというもののカレー以外にも使えるハーブ。

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 気付けば今晩はドアの前のご飯がなかった。他の階には届いているみたいだけど、こういう日もある……かなぁ。今からフロントに電話しても遅いので、大人しくリンゴを齧り床に就く。

 写真はバイオハザード的な客室専用のゴミ袋。ドアの前に置けば、毎日14時頃に回収される。

【8日目】

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・食パン
・菓子パン3種
・コーンフレーク
・牛乳
・オレンジジュース
・バターとマーマレード
・リンゴ

 昨晩の粗食を越え、ワクワクしてドアを開けたらコンチネンタルだった。モチモチ系炭水化物を期待したが……いや贅沢はいけない。

 久しぶりに会うトニーザタイガーをしげしげと眺めていたところ、彼がタイから来た男だと知る。

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・タンドリーチキン
・白米
・ヘビウリ(※1)のポリヤル
・ココナッツミルクスープ
★パイナップル

 マレー料理は甘みの当たり外れが大きいが、インド寄りの料理は比較的安定している。満足度はともかく。

 ポリヤルはい一瞬セロリかと思いきや、皮の模様からおそらくヘビウリ。

(※1)インド原産、ウリ科カラスウリ属の滅茶苦茶細くて長いウリ。アフリカでは熟したものをトマトの代用品にする、と英語版Wikipediaに書いてあるけど本当かなぁ。

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・謎煮込みチキン
・謎スープ
・謎ウリ炒め
★ロンガンドリンク

 ぐぐぐ、今日の料理はほんと謎。チキンは甘辛く、少し変わったハーブの味で、スープはお豆ベースで爽やかなローリエとレモングラスの風味。

 極めつけは謎のウリ炒め。クミンに加え、硬いヒマワリの種が入っている。悔しいので片っ端から英語でキーワード検索しても、イマイチ決め手に欠ける……。

 唯一分かったのはデザート。ロンガンとトウガンが入った、龍眼水ことロンガンドリンク。この手のドリンクはいつも甘すぎる嫌いがあるが、こちらは甘さ控えめで美味しい! どうしたシェフ。

【9日目】

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・食パン
・菓子パン3種
・オレンジジュース
・バターとマーマレード
・青リンゴ

 珍しいことに昨朝とほぼ同じメニュー。むしろコーンフレークがないので少し簡素。

 赤いリンゴはフワフワとシャクシャクのバランスが良く美味しいが、青リンゴは渋々でそのまま食べることは諦める。家でジャムするんだ。

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★チキンカレー
・白米
・白菜のアチャール
・サンバル
・リンゴ

 チキンカレー、フレッシュな辛みで美味しい。どんな香辛料使ってるのだろう。この手の組み合わせは本当に難解。

 面白かったのは白菜とニンジンのアチャール。マスタードシードが入っているので、白菜なのに味はカラシナ。少し不思議。

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・ローストチキン
・ローストポテト
・温野菜
・キノコのポタージュ
・ロンガン入り偽イチゴゼリー

 チキンは薄味で胸肉の塊。おまけにブロッコリーもついてきたので、今日はトレーニー向けの食事だ。

 粛々と禁酒を貫き、配給のご飯しか食べてないので、これは確実に痩せた。家で待っている、バランタインに早く会いたい。

【10日目】

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・ナシレマ(※1)
・スイカ

 ついに来た、マレーシアの国民食ナシレマ。しかし、このナシレマはチキンがカチカチで全体的に淡泊な味。

 果物が袋入りに変更。袋入りスイカは甘くない……。

(※1)直訳すると脂ご飯。ココナッツミルクで炊いた、ココナッツオイルたっぷりご飯。そこにサンバル、ピーナッツ、キュウリ、イカンビリス(煮干し)を添える。朝になると、これらをバナナの皮で包んでくれるナシレマスタンドが路上に立つ。

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★ラムカレー
・キュウリとニンジンのアチャール
・インゲンとハクサイ炒め
★パイナップル

 久しぶりに美味しい! と感じるラム肉のカレー。辛さはレトルトでいう激辛相当。

 野菜はジャガイモ以外成績が振るわないが、パイナップルを始め果物の打率は高い。

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・バクテー(※1)
・白米
・温野菜
・黒酢ソース
・ドロドロマンゴープリン

 カレーかと思いきやチキンバクテー。しかし、あっさりし過ぎて少し物足りない。マンゴープリンの水が多すぎて、しっかり固まってないのも物悲しい。

(※1)漢字で書くと肉骨茶。本来は豚肉を生薬と中国醤油で煮込んだマレーシアのスープ。スーパーで売っている、麦茶パックのようなバクテーの素はお土産におすすめ。

【11日目】

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・チキンソーセージ
・ハッシュドポテト
・スクランブルエッグ
・ベイクドビーンズ
・食パン
・バター
・オレンジジュース
★袋入りリンゴ

 例の朝食3回目。袋入りのマイナーチェンジだけかと思ったら、スクランブルエッグがどろどろじゃない! リンゴはカットされ量が減る。

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★チキンココナッツカレー
・白米
・キャベツ炒め
・青唐辛子チャツネ
・オレンジ

 シンガポールラクサのような、ココナッツミルクで煮込んだチキンカレー。ココナッツミルクは汁物料理が美味しい。

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・チキンカレー
・白米
・ヘビウリのポリヤル
・唐辛子チャツネ
・チョコレートゼリー

 日に何回も、チキンの骨に齧り付く生活に慣れてきた気がする。

 ただ、チョコレートムースと見せかけた、プリプリのチョコレートゼリーには慣れたくない。粉が少なく、若干透明になっている箇所が侘しい。

【12日目】

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・チャークイティオ
・サモサ(※1)
・サンバル
★スイカ

 2度目のチャークイティオ。美味しいかはさておいて、カロリー取れている感じが良い。初めましてのサモサも、カロリー取れている感じが良い。甘いスイカはともかく偉い。

(※1)齧るとイモや豆でほくほくしている、スパイシーな揚げ三角形。インド料理の軽食だが、その形状のお手軽さからスナック感覚で世界中色々なところで売られている。

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・チキンシチュー
・コンソメライス
★蒸しポテト
・温野菜
・リンゴ

 相変わらずニンジンが固く、ポテトが美味しい。もう、ポテトが主食で良いよもう。

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・ローストチキン
★海南鶏飯(※1)
・ショウガソース
・唐辛子ソース
・鶏出汁スープ
・偽ブドウゼリー

 メインが蒸し鶏じゃないけど、ご飯は鶏出汁で炊いた海南鶏飯。スープも鶏出汁だったけど、出汁を取られた鶏はいずこへ。

 明日はとうとう出所予定。放送によると9時から順次チェックアウトとのこと。もしかして、朝食はないのかなぁ。

(※1)東南アジアでよく見られる、茹で鶏とそのスープでご飯を炊いた鶏肉料理。炊飯器で作るジェネリック海南鶏飯は、簡単かつ美味しくておすすめ。

【13日目】

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・チキンソーセージ
・ハッシュドポテト
・でろでろスクランブルエッグ
・ベイクドビーンズ
・食パン
・バター
・リンゴ
・オレンジジュース

  チェックアウト20分前ぐらいに、滑り込みブレックファースト。苦楽を共にしたお馴染みのメンツがラストを飾るのは、なんだか感慨深い。

【総括】

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 ホテル自体は部屋も広く、スタッフも親切で、とても過ごしやすかったです。ただ、食事に関しては、禁酒、豚、牛でちょっぴり辛いものがあるかもしれません。

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 しかし、限られた時間、限られたお店であれば、実のところデリバリーも可能。私は今回、配給のみの食生活を選んでみましたが、これはこれでなかなか楽しいものでした。

 それはそれとして、さぁ……飲むぞ!

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