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ホッケーをメジャースポーツに!! その11 競技者を増やすために他の競技に学ぶ

はじめに

職場の仲間がソフトボールをやっていて、会話がはずみました。名古屋市内ではソフトボールが盛んとのこと。なぜか?野球と比べて競技スペースが小さく、街中の公園で競技しやすいらしい。

ホッケーの競技者を増やすにあたって、他競技の例を参考にするには有効だと思います。今回はこれまでの営みを整理しつつ、他競技の例を参考にしてホッケー競技者を増やす策を考えたいと思います。

タイトル:「ホッケーをメジャースポーツに!!」FBグループ名より


CASE STUDY1.野球とソフトボール

野球は球の速さやダイナミックさ、ソフトボールは瞬時の判断力やスピード感とそれぞれの競技の魅力を持っています。

ソフトボールでは、グラウンドの広さ、ボールの大きさ・柔らかさ、イニング数が7回で延長は「タイブレイク制」、交代ルール「リエントリー制度」といった点で身近な場所で幅広い世代でプレイしやすいことは間違いないと思います。会社のレクでも野球じゃなく、ソフトボールになりますよねw


CASE STUDY2.サッカーとフットサル

一番大きな違いとしては、サッカーは68m×105mのピッチサイズで、フットサルは20m×40mと半分以下の大きさってことだと思います。加えて、フットサルはピッチの表面(木や人工材質)であること。屋内でプレイできます。もう一つは選手の数は11人と5人でこちらも半分以下少人数で身近な場所でプレイが可能です、

ルールも、ボールがローバウンドで止めやすい、交代は人数多めで自由、試合時間もハーフ20分など、フットサルの方がプレイしやすくなっていると思います。

「チームには入ってないけどフットサルしたい」みたいなニーズに対し、最近は個人参加型フットサル(個サル)が広がっているようです。

次に、子どもの頃、狭いピッチで行われるフットサルをすることで、サッカーに活きる能力がつくという興味深い記事がありました。
ポイントを抜粋すると下記になります。
 ・ボールコントロールなどのテクニックが身に着く
 ・マークをはがす動きなど、オフ・ザ・ボールの動きが身に着く
 ・判断力(考える力)が磨かれる
 ・創造性が求められる


CASE STUDY3.3人制のバスケ「3×3」

5人制バスケットボールは、誰しも学校の体育なりでプレイしたことあると思いますし、最近では日本でもBリーグが盛り上がってきています。その5人制ではなく、東京オリンピックで正式競技になった3人制バスケ「3x3」について調べます。

3on3の方が知名度が高いと思います。違いは何か・・・?ストリートで勝手にやっていた3on3にFIBA(国際バスケットボール連盟)が2007年に正式な統一ルールを設け「3x3」という名前で正式競技になった。これってすごくないですか!まさにストリート発!それを認めるFIBAもあっぱれ!ですwストリートがルーツってこともあると思いますが、会場もストリートだったり、観光地のど真ん中だったり、屋内会場に特設コートをつくったりエンターテインメント性が非常に高いですよね。

3x3は個人スポーツと位置付けられてます。固定メンバーでのチーム登録ではなく、大会ごとにパートナーを自由に変更していいとのこと。「個サル」もビックリしましたけど、こっちの方が上手でしたw

あと、ホームページを見ていて一番の衝撃は、「あなたが開催する大会が、JBAの承認大会とし開催できます!」大会運営も丸投げです。


CASE STUDY4.タグラグビー

2019年日本で開催されたラグビーワールドカップ非常に盛り上がりました。ラグビーは迫力あるぶつかり合い、スピード感あふれる走りが魅力だと思います。他方、コンタクトの強いスポーツで危険なイメージを持つ人も多いかもしれません。

そんな課題に対して、タックルなどの接触プレーをなくしたのがタグラグビーです。性別や年齢を問わず誰でも安全に楽しむことに重きをおいたルールになっています。土や芝生のグラウンド、体育館など、競技する場所を選びません。おまけに、プレーヤーの体力や人数に応じて、コートの大きさを勝手に決めてOKです。

大きな枠組みだけを決めて、後は自由度を高くして競技場所、競技者に合わせてカスタマイズできる競技だと思いました。


他競技から学ぶ

CASE STUDYからの気付き、良いと思ったポイントを整理します。

①.ファミリー競技があることで、幅広く競技できる受け皿となっている
 幅広い:年齢の幅(全世代)、初心者から経験者
 柔軟なルールで遊びの延長でできる

②.ファミリー競技の一つは、コンパクトでマルチ用途な場所で競技できる
 =近所で気楽にプレイできる環境

③.ファミリー競技の一つは、少人数でも試合ができる
 =近所で気楽にプレイできる環境

④.ファミリー競技の一つが、別の競技へのスキル習得につながる

⑤.ファミリー競技の一つが、街中・ストリートで開催ができる
 加えて、演出含めカッコいい!!
 →一般の人の目に触れるとファン増、競技への興味増


今後

今回、他競技のCASE STUDYから学びがありました。この観点を活かし、ホッケーでの現状、どうしたらいいかを考えたいと思います。


■お願い
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連絡先 <mail: katsut.u2@gmail.com>


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