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冬の奥日光へ

奥日光湯元へ行ってきました。

皆さん、こんにちは。
学園スタッフの南斉です。

冬の青空の下、奥日光湯元へ行ってきました。
学園から湯元までは、車で約40分ほど。
冬のいろは坂は雪があるので走行に注意しながら目的地を目指します。

まずは、途中休憩もかねて明智平に寄り道。

明智平からの男体山
ケーブルカーの遺構
シラカバの根元に鎮座するお地蔵様
柵があり近寄れなかったので、わかりにくいですが・・・
ケーブルカーの安全を見守っていたのでしょうか。

明智平ロープウェイは冬季も稼働しているので、運転状況を確認して
訪れてみてください。ちなみに、ロープウェイ側の駐車場は冬季閉鎖しているので、市営駐車場を使用してください。

明智平で休憩したので、ここからは湯元へ直行。
湯元と言えば、温泉と湯ノ湖。
冬の湯ノ湖は、雪と氷に彩られ美しい光景が広がっています。

直径10㎝、長さ1m程度の枝が氷の上にポツン

湯ノ湖の景色を楽しみながら、
周辺を散策していると、珍しい生き物がいました。

セッケイカワゲラ

セッケイカワゲラ
通常の昆虫とは違い、夏は水温の低い川底で眠り、
冬に活動し、雪上の藻類や微生物を食べて生きています。
そのため、そもそも遭遇する可能性が低く、
見つけたときは、「へ?ほ?」と変な声が出てしまいました。
手で採集してしまうと、体温で死んでしまうため、静かに観察。

10分程度観察していましたが触角が動くだけで、その場から動きませんでした。私の存在に気づいていたのか、もしかしたら食事をしていたのかもしれません。

セッケイカワゲラに別れをつげて、次に向かったのが湯元源泉。
源泉に近づくと、温泉の匂いが漂ってきます。

源泉前の湿原

源泉に到着。

温泉の影響で湯気が立ち上っているため、少しだけ暖かいです。

温泉により変色した地面
温泉が湧きだしている場所には、冬でも藻が育ち、緑にそまっています。
緑色に染まっている箇所は、温泉が湧き出ている箇所です。

最後は温泉寺に参拝しました。

冬の時期は、雪と寒さもあるので、暖かい屋内からでたくなくなってしまいますが、自然は一期一会。その時にしか見れないものがあります。
是非、冬の日光へ遊びに来てみてください。

南斉(ちゃい)

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