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ここが、物語のプロローグ。YOASOBI 1st Live “KEEP OUT THEATER”ライブレポート

2021年2月14日、“小説を音楽にするユニット”YOASOBIの初ライブが開催された。

“KEEP OUT THEATER(立ち入り禁止の劇場)”と銘打った本公演は、新宿歌舞伎町のド真ん中、新宿ミラノ座跡地に建設中のビルの工事現場が舞台となった。

まさに“夜遊び”のように、立ち入り禁止エリアに特別に一夜限りのステージを組んだ彼らの配信ライブは、チケット購入者数約4万人、同時視聴者数はその2~3倍と思われる大観衆に見守られながら、成功を収めることとなる。

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コロナ禍のバレンタイン、夜の新宿歌舞伎町。

YOASOBIがこの日にしか鳴らせない音、届けられない声で奏でたライブは、筆者の期待をはるかに超え、彼ら/彼女らの新たな物語を垣間見せていた。それはつまり、これまでのYOASOBIの集大成というよりも、その先の「新たな一歩」を予感させる内容だったと言える。

Ayaseとikuraにとって、そして全YOASOBIファンにとって、掛け替えのない夜となった2月14日を振り返りたい。



11:00 現地到着。テクリハ。

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筆者が会場入りしたのは午前11時。ちょうどテクリハ(テクニカル・リハーサル)と呼ばれる、バンドメンバーを除いたスタッフ陣によるリハーサルが実施される時間だった。

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照明、音響、映像、カメラ、配信、電源、電飾、特効、楽器、大道具。一時間の配信ライブを成功させるために、いくつものセクションが最善を尽くす。設営とリハは前日から行われており、丸二日の間、慌しくもライブ本番までの準備が進められていく。

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YOASOBIメンバーの立ち位置やステージへの上がり方などを、スタッフが確認していく。進行台本は作られていても、実際に動いてみなければわからないことは多い。

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セッティングが完了したステージ。2023年には8スクリーンを備えた映画館やライブレストラン、1500名キャパのZepp、900名キャパの劇場などを持つエンタメコンプレックスが完成する予定のビルに、YOASOBIが「0公演目」を刻む。(ステージを組んだのは、まさに劇場のある8Fです)


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スタッフの楽屋には、お弁当と、大量のカイロが。会場は、壁のない吹きさらし状態。本番当日は比較的温暖な気候ではあったが、夜になれば気温は10度を下回ってくる。


12:00  メンバーヘアメイク

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YOASOBIのAyaseとikura、およびバンドメンバーの禊萩ざくろ(Key.)、AssH(アッシュ、Gt.)、やまもとひかる(Ba.)、仄雲(ほのぐも、Dr.)は、アーティスト控え室でヘアメイクと衣装合わせを行う。

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Ayaseがメイクしているところに、ちょっかいを出すように遊びにいくikura。昨夜の睡眠時間をAyaseに尋ねると、「ソファでリハの映像見返してたら、そのまま寝ちゃったんだよね。だから、22時とか?」と、環境はともかく睡眠時間はしっかり取れたことを話した。

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別室では、衣装合わせ。今回のAyaseとikuraの衣装は、真っ白なMA-1を本人たちが自らの手で染めたもの。工事現場という場所のイメージだけでなく、本の白いページに記録を残すようなニュアンスもあるように感じた。サポートメンバーのつなぎも同様に、ところどころに汚した跡が残っている。

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アウターを羽織ったAyase。「(染めてるときは)着地点が全く見えてなかったけど、ちゃんとカッコよくて安心した(笑)」と、スタイリストの藤本も胸を撫で下ろしていた。

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昼食を取りながら、ポケモンの話題で盛り上がっている控え室。わきあいあいとした空気は、緊張の裏返しのようにも見えた。

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ikuraは、他メンバーのヘアメイク中もボイストレーナー・花れんに指導を仰ぐ。ライブ本番直前まで、できることは貪欲にやる。



14:00 サウンドチェック、ゲネプロスタート

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メンバーのヘアメイクや衣装合わせとテクリハが落ち着いた時点で、サウンドチェックとゲネプロ(本番と同環境で行う最終リハーサル)に移る。

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まずは全体の段取りから。実際に指定の位置に立ったり、コメント欄を読む流れなどを確認していく。

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エンディングシーンのサインまで、事前に練習がありました。

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一通り段取りの確認が終わったら、いよいよサウンドチェックへ。実際に演奏してみて、楽器の音のバランスなどを確認していく。

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サウンドチェックに演奏された楽曲は、YOASOBIの十八番『夜に駆ける』。一番だけ演奏して、各パートの音のバランスを調整していく。(メンバーは全員イヤーモニターをしていて、クリック音や自分の演奏音などを、そこから聴いている。この音のバランスが悪いと演奏しづらくなるので、サウンドチェックはとても重要なのです)

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サウンドチェックが終了したら、いよいよゲネプロ開始。「まだ日は落ちていませんが、本番通りに行きます」とアナウンスの後、通しでの演奏が始まる。

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リハーサルだからといって手を抜くことはないチームYOASOBI。もうこれ、本番で良くないですか? と言いたかった筆者。


16:02 ゲネプロ終了。配信トラブル

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現場が妙に慌しくなったのは、メンバーの入場・退場のチェックまで終えたタイミングだった。10分ほどの休憩、とアナウンスが流れると、数名のスタッフが席を立って話をしている。

「配信サーバーにうまく繋がらない」

配信ライブにつきものとも言えるトラブルだが、ここまで大規模な準備をして、ライブが実施不可となるのはダメージが大きすぎる。本番まで、あと2時間。接続し直してうまく立ち直ってくれればいいが、それがうまくいかなかったら、何か他の手を考えなければならない。

祈るような10分を経て、再接続。


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無事、復旧! 
でも、多くの視聴者が集まることは確実。配信チームは戦々恐々としていた。(本番、何度か回線混雑による影響で画面が停止した方もいたかと思います。この場をお借りして、お詫び申し上げます)



16:35 楽屋風景

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スタッフが配信トラブルの改善に追われる中、メンバーはステージの裏に設けられた楽屋テントで、本番前最後の休憩。本番に向けて集中力を高めていく。

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緊張した顔も見受けられたが、テンション高くふざけあったりもしている。「ライブ中のMCをスリップノットみたいにヘビメタ風にやったらどうなるか」「エルレの配信ライブみたく、本番中にトイレ行くようなユルいやつやりたい」など、談笑が続く。

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本番まで、約1時間。ikuraは吸引式の加湿器でひたすら喉を湿し、本番に向けて集中する。昨日のリハでは、本番直前からぐっと気温が下がった。今日はそこを逆算して、あらかじめ体を温めておく。

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「ライブ、3年ぶりなんだよなあ」とポツリと呟いたAyase。緊張しているのか様子を窺うと、「でも、うちらの空間で楽しくやっていれば、それでいいと思う。配信で、ファンに向けて届けてはいるんだけど、まずはうちらが楽しむ。…ミスったらMCですぐいじるよ?(笑)」と、笑顔と自信を見せた。

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本番30分前が近づく。いよいよ沈黙が増えていく中、Ayaseは「紅白のときと一緒。今は、これまでお世話になった人たちのことを思い出す時間」と目を瞑って、今日まで歩んできた日々を振り返った。

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17:30になり、最後に改めて、段取りの確認がされる。どんどん視聴者数は増えていき、「数万人になるかも」と告げられ、はしゃぐメンバーたち。スタッフに呼ばれる直前まで、『夜に駆ける』を全員アカペラで歌って、テンションを上げていた。

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そしてとうとう、時刻は18時前に。会場は緊張と興奮のせいか、空気が熱を持ったように重たくなっていた。

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それでもエレベーターに乗ってシャッターが閉まると、メンバー全員が最後に見せた大きな笑顔。これなら、いけそうな気がする。

日は暮れ、月が昇り、夜が来る。いよいよ、駆ける時だ。

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18:07 ライブ開始

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準備期間を含めて、約二年。時代の大きなうねりに乗って、数々の偉業を成し遂げてきたYOASOBIの1stライブが、いよいよ始まる。

画面に映るのは、メンバーの足下。紅白の舞台のように本に囲まれた落ち着いたステージからは一転、廃墟のような景色と、エレベーター。その中で円陣を組んだ6人が、建設中の商業ビルの8F、立ち入り禁止のフロアに降り立った。

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バンドメンバーが先に進み、残されたAyaseとikura。小さな背中から感じる、少しの恐怖と、怒涛の日々から得た自信と挑戦心。

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ikuraがマイクを持ち、一人新宿の景色を背負って立つ。その静けさはまるで、ビルの屋上から飛び降りる前のようにも、明日の暮らしを祈っているようにも思えた。

「YOASOBI」の7文字の電飾が灯ると、ikuraは深く息を吸い、歌いだす。


1.あの夢をなぞって

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Ayaseとikura、“音のない二人だけの世界”から生まれた音楽がYOASOBIだ。その最初のライブの一曲目が、『あの夢をなぞって』である。ikuraがアカペラパートを丁寧に歌い上げると、バンドメンバーが加勢し、一気にドライブしていく。

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2サビ終わりのAssHのギターソロが象徴的だ。今まで一度たりともバンド編成で演奏されてこなかった楽曲が、まさにこの瞬間、生まれたばかりの生命体のように躍動感溢れてプレイされている。メンバーの背後にはいくつもの花火が打ちあがり、コンクリート一色だった工事現場がまさに夢のように彩られていく。

ちなみに一曲目が「あの夢をなぞって」だったことについて、こんなツイートを発見したので貼っておく。

→予知でした。

緊張が解けずまだ硬い印象もあるが、アイコンタクトをとりながら笑顔で足並みを揃えていくメンバーたち。アウトロが鳴り止まぬまま、ikuraが「画面の向こうの皆さん、ぜひ一緒に盛り上がっていきましょう!」と挨拶すると、間髪入れずに3rdシングル『ハルジオン』へ。


2.ハルジオン

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バンド演奏での再現が難しそうだな、と不安になるのがYOASOBIをはじめとするデスクトップミュージックの特徴の一つだ。とくに『ハルジオン』は緩急の差が激しいし、タイトな演奏が求められそうで、苦労しそうだなあと素人目ながら心配していた。

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ストリーミング再生は1億回を超える人気曲である。本人たちがいざライブで演奏してボロボロ、なんてことがあったら、落胆するファンは多い。祈る気持ちで演奏を見ていたが、予想に反し、ikuraの声はどんどん伸びやかになるし、シンセベースに切り替えたやまもとひかるが軽やかにそれを支えている。音源よりもバンド演奏のスタイルの方がダイナミックになった印象で、先の心配は一瞬で杞憂に終わった。あと、Ayaseのキーボードのテーブルが光るのがめちゃくちゃ存在感を発揮していて、ニクい。


3.たぶん

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2曲を終えたところで、AyaseとikuraによるMCタイム。半年かけて準備してきた1stライブであること、新宿ミラノ座跡地の建設現場で演奏していることなどを告げたあと、生配信らしくコメントに応えて、恋人たちの別れの朝を歌った『たぶん』へ。

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ギターのカッティングとオルガンのメロディが、気怠げな男女の終わりを淡く描く。照明とカメラワークがその空気を柔らかく広げていた。(正直『たぶん』と続く『ハルカ』は、そのままミュージックビデオになってもおかしくないほど、映像のクオリティが高かったことをここに記しておく)

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演奏終わりにはikuraが指をパチンと鳴らし、それを合図にするようにカメラがビルの外観を映し出した。建設途中のビルの8Fだけが光っているその光景は、このライブが幻であるようにも見せていた。


4.ハルカ

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続く『ハルカ』は、放送作家の鈴木おさむが原作を手掛けるミディアムテンポの楽曲。音源よりもベースのスラップ奏法がより際立つアレンジとなっており、サビ終わりの「ありがとう」を、心込めて歌うikuraの横顔が印象的だった。

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比較的落ち着いたテンポの二曲によって、会場の空気も緩やかにほぐされていく。(配信映像で聞こえていたかわからないが、曲の合間に訪れる新宿の喧騒や電車が通る音こそ、極めて音楽的に思えて、曲の合間すら贅沢な時間であった)

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『ハルカ』の原作となった小説『月王子』はマグカップが登場する物語ということで、メンバーのマグカップの中身は何か、というMCタイムに。

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途中、乾杯する流れになったが、ikuraが乾杯前に少し中身のお茶を飲んでしまうなどのお茶目なシーンもあった。年末の特別番組を見ているようなユルいムードのMCに、会場はおもいきり和んでいく。


5.怪物

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しかし、それらも全て前フリと言わんばかりに、ここから後半戦へ。TVアニメ「BEASTARS」 第2期のタイアップソングとなった『怪物』は、オリジナルアレンジのイントロが加えられ、大量のスモークによってステージの印象を一変させていく。

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歌詞の冒頭にある“ああ素晴らしき世界に今日も乾杯”が、先ほどのマグカップでの乾杯につながっている演出がニクい。個人的にはこの『怪物』が、今回のライブのハイライトだ。ライブアレンジとスモークの演出に加え、夜の歌舞伎町にギラギラと輝く電飾が、YOASOBIという怪物を生み出しているように思えた。


6.Epilogue〜アンコール

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『怪物』の余韻でシリアスな空気が張り詰めているステージ。その空気を撫でるように、儚くも頼りない鍵盤のSEが流れた。1月に発売されたCD「THE BOOK」の1曲目に収録されているインストゥルメンタル『Epilogue』だ。ikuraは伴奏に寄り添うようにしながら、現在の生活に目を向けて、画面の向こうに語りかける。

「毎日怯えるような日々の中で、こうやってみなさんと画面を通してつながることができて、本当に幸せです。明日も明後日も、音楽が鳴り続けますように」

そして演奏されたのが、世界の終わりを憂いながらも、わずかな希望を託して歌われる壮大なバラード『アンコール』

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コロナ禍によってディストピアのようになったこの世界で、新芽のように現れたYOASOBIは、常に悲しみと直面しながら今日まで駆けてきた。彼女ら/彼らが何気ない日常(=コロナ禍以前の日常)にアンコールを求めることは、切実でありながら自然なことのようにも思う。

配信のコメント欄を見ていても、(画面越しではなく)ライブで見たい、という声は増えていくばかりだった。


7.夜に駆ける

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ざくろがゆっくりと鍵盤を弾いて、静かな音色が空間を満たす。建設現場から見る寒空の新宿は、星もほとんど見えない。

ikuraとAyaseはおもむろに、今日までの日々について振り返りだした。

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ikura「本当に、今日この日を迎えるために、たくさんの人たちに支えていただいて、そして私たちも、この日のために毎日を過ごして、その日々が、今日で終わってしまうことが、寂しいです。

この一年が、私たちにとって、本当に大きな年であることは間違いないです。ただ私は、YOASOBIという活動が始まってから、追いつくのに必死だったというか、振り落とされないように、しがみつくのに必死で、そのときは本当に、まだまだ怖さがあって。でも、今日、この日を迎えられて、一人じゃないんだなってすごく思えて。

Ayaseさんもそうだし、バンドメンバーもそうだし、たくさんのスタッフと、画面の向こう側には本当に多くの方が、ライブを見たいと思ってくれている。私たちなんて、あの一曲をネットに配信したことから始まったから、こんなに多くの人に見てもらえる日が来るなんて思ってもみなかったし、だから今は、怖さよりも、うまく伝えられないんですけど、感謝しています。このライブができることも、音楽を続けられることも、幸せだなって、ずっと感じています」

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Ayase「YOASOBIを振り返ると、僕とikuraと、(ソニーミュージックの)屋代・山本のたった四人でスタートして、しんどいこともたくさんあったし、自分たちもどうなるかわかんない状況の中でやってきて。そこに、新しいスタッフさんが入ってきたり、バンドメンバーが入ってきたりしてくれて、これだけ大勢のスタッフさんに囲まれてライブができて。

本当に、こたつの中で一人PCで作った曲からはじまったことが、これだけ大きなことになっていく実感がね、今もしっかりあるっていうと、そうでもないと思うんだけど、本当に周りに恵まれて、幸せもんだな僕は、と、日々感じています。なので、僕らにできる精一杯の音楽を、画面の向こうのあなたにしっかり届けられたらいいなと思います」

ikura「……なんだか、寂しくなってきちゃった」

Ayase「始まったら終わっちゃうんだよーって、始まる前からずっと言ってたもんね」

ikura「始まるために、今日までやってきたのにね。終わっちゃうのかー。悲しくて。でも、幸せだなって、ずっと、思ってます。本当に」

そして、多くのファンが待ち続けていただろう。彼らのデビュー曲にして、YOASOBIの看板として立ち続けた代表曲『夜に駆ける』が始まる。

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紅白歌合戦で披露して以降、この曲をバンド構成で演奏する機会は何度か訪れた。この日の演奏は、過去のどの時よりも、力強い。よりグルーヴィーに、盤石になったリズム隊の上に、鍵盤とギターがしっかりと乗っかり、疾走感の中に切なさを漂わせた歌声が、鼓膜と心を震わせる。

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この曲が連れてきた景色を見て、Ayaseとikuraは何を思っただろうか。感慨深さはこちらにも伝播し、自然とこの一年を振り返るような、不思議な時間が生まれていた。


8.群青

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そして今回のライブのラストナンバーとなったのが、『群青』である。多くの視聴者にとって、今回のライブは『夜に駆ける』をどのタイミングで演奏するかが鍵を握っていたことと思う。「一曲目かな。いやラストが王道だ。でも、あえて二番目もいいな」さまざまな予想を立てながら、開演を待っていたはずだ。

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しかし、おそらく多くの人の予想に反して、YOASOBIは『夜に駆ける』を最後から二番目に置き、迷いを捨て前を向くメッセージを込めた『群青』を、ライブの最後に添えた。このセットリストこそが、YOASOBIの次の一歩を感じさせるものだと勝手に解釈している。

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たった二人、いや、Ayaseの言葉を借りるなら「一人でこたつのなかで作った曲」から始まったYOASOBIが、バンドメンバーを携えて、ライブを実施するに至った。

その変遷を象徴するかのように、合唱パートはikura以外のバンドメンバー全員で歌い、他のメロやサビに関しても、ikuraがメンバー一人一人に歩み寄って、時間を共有していく。

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ざくろとのコーラスパートを終えてからは、さらに演奏が熱量を持ち始める。最高潮、とはこの瞬間のためにあった。キラーフレーズとも言える「大丈夫、行こう、あとは楽しむだけだ」で、Ayaseとikuraが微笑み合う瞬間、このままYOASOBIは、どこまでも駆けていけるのではないかと、強く思わせてくれた。

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こうしてYOASOBIの1st LIVE「KEEP OUT THEATER」は終焉を迎えた。

『夜に駆ける』から始まったYOASOBIの物語は、まだプロローグが終わったに過ぎない。もう二人きりではなくなったAyaseとikuraは、頷いて歌う。

“大丈夫、行こう、あとは楽しむだけだ”


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SET LIST
M1 あの夢をなぞって
M2 ハルジオン 
-MC-
M3 たぶん
M4 ハルカ
-MC-
M5 怪物
-Epilogue-
M6 アンコール
M7 夜に駆ける
M8 群青



撮影:shinsuke yasui
(一部、配信動画のスクリーンショットを使用しています)


YOASOBIは1stライブ「KEEP OUT THEATER」のレポート募集企画を実施しています。#YOASOBI初ライブ で検索してもらうとすでに何本も素晴らしいレポートnoteが挙がっていますので、みなさん是非ご覧ください(募集期限はありませんので、配信をご覧になった方はいつでもライブレポートにチャレンジしてみてくださいね)


▼以下、今回のライブの立役者たちのつぶやきです。




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(※)AyaseがMCの時に話していた「僕とikuraと屋代・山本のたった四人でスタートして」の、ソニーミュージック屋代・山本。ここまでYOASOBIを連れてきてくれて、ありがとうございました!
























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ライター/小説家。書籍『明け方の若者たち』(幻冬舎)2020.6.11発売。