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[詩] いかってる



ひゅうーっと

背中から首をとおって
頭にぬけていく熱が

僕が“いかってる”ことを教える

知った、僕は
背中から首をとおって
頭にぬけていく熱を

もっと上までぬけさせる

そのままもう戻らなくてもいいという思いで
上へ上へぬけさせる

ぼうっと火がともるように

めらめらと燃え上がるように

僕はいかりの熱を頭へ
空へ天へとぬけさせるのだ






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