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横浜市に暮らし北海道移住に至るまで②

東京にしがみついて
足掻いてましたが

30代の後半に

このままではマズイ気がすると
思い始めました。


きっかけは妻の病気。

わたしの妻は
年齢は離れてますが地元は同じ横浜で、いわゆる同郷ってやつです。


わたしと結婚する前の彼女は、都内の4年制大学を卒業後にSE見習いとしてIT系の企業に就職して、大手企業のIT系のシステム構築など手掛けていたそうです。(そっち系よくわからないんでゴメンナサイ・・・)

彼女すごく頑張ってたんですが結果的に3年もたずに辞職しました。

なんかその時のことは記憶が曖昧でおぼろげなんですが、
確か当時、大手企業のシステム不具合が連発されてた頃で、銀行ATМが使えないとか、会員ポイントが正規に付与されてないとか、いろいろあったと思うのですが、わたしが直接被害に遭わなかったので記憶が曖昧で申し訳ないです。

時は世界金融危機が騒がれ始める2007年ごろ。

そんな背景や状況がある中、SE見習いとして働いていた彼女は、迫りくる納期と終わりの見えないデバックと格闘するという過酷な業務と昭和を引きずった男性上司からの苛烈なパワハラが降りそそぐ環境に耐えきれず、うつ症状を発症してリタイア・・・。

まあ、よく聞くストーリーっちゃあそうなんですケド

これは後に聞いた話しですが、企業の重要情報にアクセスしている関係(守秘義務)で割と厳しい行動制限を受けてたそうで、業務中の退室禁止(トイレも見張り付)、個人携帯の所持禁止、外の風景が見えない(地下室か窓をスクリーンで締め切った)密室での作業。息苦しそうですし、なんとなーく怖いですよね?

そんな業務が終電まで続くという残業ライフ。


毎日刑務所にいるみたいだったと、後に彼女が言ってました。
当時は守秘義務の関係で仕事の話しはしないようにしてましたので、退職後、病気療養して落ち着いた、さらに数年後に彼女から聞いた話しなので文章に「後に」が付いてます。

これは、わたし的な補足で今はどうか知りませんが、
何歳であっても女性があの当時の都内の終電に乗るというのは、
ちょっと可哀そうと言うか無理があるというか、

正直危険ですよ??

何があってもおかしくない!
仕事で疲れ切った人だけならまだしも、遊んでてヒャッハー後のウェーイも居るし、酔っ払いも多いし、マジョで止めた方がいい。

・・・③に続く

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