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2023年 協会ソムリエ協会セミナー テーマC




ご覧くださり、ありがとうございます。
先日ソムリエ協会例会セミナー テーマC
オーガニック・サスティナブル・ビオワインとコントロールおよび従来型ワイン造りの比較テイスティング(長い!)について。
講座内容を詳細に記入するといろいろ問題があるので、自分用にざっくりまとめ。
ナチュラルワインときくと、「なんか添加物や農薬が少なくて、身体に良さそう」と思うからか、インポーターや酒販大手に販売戦略として利用されがち、ともいえますが、それだけでもなく

大きく
①オーガニック(有機農法)
②サスティナブル(仏 リュットレゾネ)
③バイオ・ダイナミクス等(仏 ビオディナミ)
に分類

①オーガニック
合成肥料を使用しない
GMO(遺伝子組み換えをしない)
有機栽培されたぶどうを使用
②サスティナブルー減農薬 (ぶどうが病害に遭うと、畑、ワイナリーの存続にかかわる為、最低限の農薬を使用する)仏語 リュット(農法)レゾネ(理由がある→合理的)の意味
カリフォルニアワイン協会が重視する3つのポイント
3つのEーEnviroment(環境)、Economic(経済的に実現可能か)、Equity(社会的に公正か)

③バイオ・ダイナミクス等(仏 ビオディナミ)
ビオディナミ
人智学者のルドルフ・シュタイナーが提唱した農法(天体の動きと植物の成長を調和させる、化学肥料、除草剤、殺虫剤を使用せず、独自の調合材〈プレパラシオン〉を使用する)ボルドー、ブルゴーニュの有名シャトー、ドメーヌでも採用されている、この農法で造られたワインは酸がいきいきとし、タンニンが滑らかに

ワイン産業における持続可能性とは
①二酸化炭素削減(瓶詰前の樽、タンクで運ぶ、減CO2のシャンパンボトルの開発、減CO2のコルク〈Nomacorak〉)
②水の問題
③地球温暖化対策
④ブドウ畑の単一作物→生物多様性(混栽)へー単一栽培の方が管理をしやすいが、土壌内の生物多様性を損なうため、ブドウの樹の間に豆類などを植える
⑤人権問題(ラテンアメリカを中心にフェアトレードを拡大
⑥雇用創出(失業率の高い南アなど)

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