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海外MBA留学を諦めた私が考えたこと|今さら聞けないMBAの基礎を解説

MBAと聞いて皆さんはどのようなイメージを持ちますか?

そもそも何それ?という方から、聞いたことはある、知っている、または、実際に取得を検討したことある/取得した方まで、いろんな方がいるかと思います。

少しでもMBAに興味があるよ!という方に向けて、MBAの基礎を解説する記事を書いていきたいと思います。

今回は、「海外MBA留学を諦めた私が考えたこと」について書いていきます。


せっかくMBAを取得するのであれば海外留学で・・・と考える方もいらっしゃると思います。私もその一人です。

しかしながら、私には諦めざるを得ない要因が大きく4つありました。それは、家庭の問題金銭の問題準備期間の問題就職の問題でした。


海外MBA留学の壁1.家庭の問題

検討されている方の中でご家庭をお持ちの方もいらっしゃるのでは?と思います。奥さんや旦那さんが国内で仕事をしていると、そこは難しい問題ですよね。

私自身も独り身ではなく、結婚している身でしたので、簡単にMBA海外留学というわけにはいきませんでした。家族を連れて海外でのMBA勉強生活ができるのか?そもそも生活は成り立つのか?など不安要素が大きく踏み切れませんでした。


海外MBA留学の壁2.金銭の問題

1番目に見えてわかりやすいのがお金の問題です。例えば、アメリカでビジネススクールに通うとすると、学費だけで1,000~2,000万円、それに加えて2年間の生活費を低く見積もっても1,000万円程度にはなるでしょう。

さらには、仕事を辞めてMBAの勉強をしている2年間の間に、もし仕事をしていたとしたら・・・これも1,000万円をこえる大きな機会損失ですよね。


海外MBA留学の壁3.準備期間

さらに、アメリカ現地のビジネススクールに留学するとなると、TOEFLやGMATなど取得する必要がありますが、これには多大な準備期間を要します。

この準備だけでも2~3年かかることはざらでしょう。この準備期間のハードルも大きな壁となりました。


海外MBA留学の壁4.就職の問題

海外現地のビジネススクールに通うので、もちろん日本での仕事をやめることになります。言い換えれば、MBA修了後に就職活動が待っているわけです。

たとえ無事にMBAを取得できたとしても、MBA修了後に望むような新しい仕事(MBA留学の投資を回収できるような仕事)を得られるかどうか不安も大きいです。


海外MBA留学を諦めた私が考えたこと

上記に述べてきたように、私にとっては、海外MBA留学はとてもリスクが大きいと思えて(正直なところビビッてしまって)、最終的には海外MBA留学を諦めてしまいました。

そんな私が次に思ったことは国内MBAです。国内MBAもいろいろと探しました。しかし、仕事での国内外の出張や、転勤、海外駐在の可能性もあったため、国内の通学型スクールも難しいと感じていました。

そんな矢先に大学時代の先輩から聞いたのがオンラインMBAでした。その中でも、海外正式MBAをオンラインで取得できるプログラムがあるということを知って、これだ!と思い、最終的にオンライン海外MBAという選択をしました。

このように紆余曲折あったものの、オンライン海外MBAを選んで良かったと思っています。それはもちろんグローバルな観点を学ぶことができましたし、MBAの最後の方はオランダで授業を受けるような事態にもなったことから場所を選ばないオンラインの恩恵を十分に享受できました。


いかがだったでしょうか?もしかしたら、オンライン海外MBAにご興味がわいた方もいらっしゃるかもしれません。


ご参考までに上記の内容をYouTubeでも解説しておりますので、ご興味あればご覧くださいませ。


これからも皆さんの役に立つMBA情報を提供していければと思います。

お幸せに!


略歴|米良克美
株式会社ビジネス・ブレークスルー 海外MBA事業責任者
薬剤師、博士(薬学)、MBA、千葉大学非常勤講師、慶応義塾大学大学院システムデザインマネジメント研究科研究員
熊本大学博士課程を修了(首席)した後、日本学術振興会特別研究員として基礎研究に従事。その後、アステラス製薬にて新薬の研究開発を行う傍ら働きながらMBAを取得。その後、アレクシオンファーマ、バイエル薬品、デロイトトーマツコンサルティングを経て現職。ライフワークとして、幸福学やポジティブ心理学の研究を行うと共に、研究で得られた知見を社会還元するための講演活動も行っている。

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