読書感想文「言語化力」

今年の目標「アウトプット力向上」にも関連して、どうやったら自分の考えを纏めることができ、それを相手に伝えることができるのか、ということ知りたく本書を手に取った。

言語化の段取り

これは見出しを見た瞬間からとても気になったトピックである。まさに自分が知りたいど真ん中。

特に最初のステップは眉唾だった。

「スタンスを決める」

そう、最近出来る上司と自分の最も大きな違いはここなのではないかと思っていた。仕事でも、人生でも、何を自分のなかで大切にし、価値観として定義することで、一貫性をもった考え方ができるというもの。

そもそもここがブレブレだと綺麗なアウトプットなどできるわけがない。

アウトプットするうえで言葉を知っておくことも重要だ。
インプットがなければアウトプットできるわけがない。自分のなかで言葉のストックを貯めるべく、読書や人との会話をもっとしていきたい。特に会話はアウトプットも同時に兼ねることができるため、非常に有効な手法といえるだろう。

言語化の大切さを知ると資料作りの視点も変わってきた。
この表現だとどう伝わるだろう、意図通りに伝わるだろうか、もっとわかりやすい表現があるのではないか、相手の思いに寄り添う言葉とは、など一歩踏み込んだ思考が少し自然とできるようになった。
思い返してみると、出来る上司はこれをやっている。なぜそこまでこだわるのか、なんてレビューバックの時に思うこともあったけど、やはりそこまで考えているのだなと今更になってようやく理解できた感じだ。

これからもどんどんアウトプットしていきたい。
言語化がとても大切であることを重々に理解できた。

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