「原因」と「結果」の法則
朝、ゆきずりのセックスをして、
家に帰りたくなかったわたしはマッサージを受けに行って、
鶏白湯ラーメンを食べて、やっぱり家に帰りたくなかったわたしは温泉に行って、
ビールとタコの唐揚げを腹に入れて、
ファミリールームで寝そべりながらマンガを読んで、
マッサージチェアで山の景色を眺めて、タバコを吸って、再びお風呂に入って、サウナに入って、水風呂で体を冷やして、全裸で外気浴をして、締めのお風呂に入って、ようやく夜になってしぶしぶ家に帰ったわたしはとろろご飯を食べて、
整った。
そして全財産がなくなった。
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というツイートをした。
「整った」というところが今日のポイントである。
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ずっと、しばらく、わたしのなかに「もやもや」というか「ぐちょぐちょあ」したものがあって、
それをなんとか解消したかった。
朝わたしは、noteの記事を書いたあとに、家を出た。
それから、滅茶苦茶な一日を送る。
朝、ゆきずりのセックスをして、その後マッサージを受けて、美味しいものを食べて、温泉に行って、ビールを飲んで、タバコを吸って、また温泉に入って、家に帰る。
こんなことをしているのはたぶん日本中でわたしくらいなものだろう。
そして、全財産を失った。
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おかげさまで、わたしの中にあった「もやもや」も「ぐちゃぐちゃ」も消えてなくなった。
心を無にして、山とか、温泉の水面を眺めているうちに、わたしの心は整っていった。
ああそうか、「原因」と「結果」なのだと、思った。
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悩むことはたくさんある。
苦しいことも、たくさんある。
現状も、苦しい。
でもそれはすべて、わたしが行ってきた行動に対する「原因」と「結果」しかないのだということがわかった。
そう思うと、気持ちがラクになった。