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私にとっての建築と旅①

初めてのnoteを書く


自分にとって建築とは、

自分にとってデザインとは

旅とは...


今回は自分の旅の原点とも言えるアメリカ・シアトルのお話。振り返るいい機会になったと思う。


大学に入って1番最初にチャレンジしたことは海外留学

高校の時は英語も海外も興味なかったが「人生の夏休み」をどう過ごすか考えた時に真っ先に留学がひらめいた。初海外ではなかったが自分で何かを決心するのは凄く楽しかった。

場所はアメリカワシントン州・シアトル。イチローのマリナーズで有名なところだ。

建築学科だった私はシアトルの建築を調べまくった。レストランも調べた。

調べていくにつれて私の気持ちもどんどん盛り上がっていたと思う。


いざ、シアトル。


(今でも海外に行くと感じることだが)空気も違う、人も違う、食べ物も違う。何より街並みが違う。この大気を通して触れる体験はオフラインならではだと思うし、体験した人にしかわからない。

シアトルでは現地の人とのコミュニケーションや新しい文化の体験は価値観をことごとくぶっ壊した。楽しい経験もあれば怖い経験もした。日本の新しい良さにも築いた。

二週間という短い期間だが日本と時間の進む感覚が変わっているように感じた。1日がとてつもなく長く感じた。1分1秒を生きている感じがした。



シアトルで鮮明に覚えている建築物が二つある。(ここから少し建築の話)

シアトル中央図書館とワシントン大学スザロ図書館である。

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↑シアトル中央図書館

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↑ワシントン大学スザロ図書館


シアトル中央図書館はレムコルハースという建築家率いるOMAによって設計されている。オフィスビルが立ち並ぶダウンタウンの中でも異彩を放つ建物だと思う。全面ガラス張りとスキップフロアのように配置された閲覧空間(巨大な螺旋スロープ状に書架が並ぶ空間)は現代建築を表現するかのような建物である。


そんなシアトル中央図書館とは異なり荘厳な雰囲気のあるスザロ図書館。“全米で最もクールな大学図書館16“にも選ばれ、ハリーポッターのような世界をイメージさせる図書館である。ゴシック様式で石の重みとヴォールトの天井が時代を感じるとともにステンドグラスと細部までこだわったデザインが建築の奥深さを語っている。

同じ図書館でも全く異なる図書館を見た私は建築への興味がより深まったのであった。

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