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教養としてのアート 投資としてのアート 徳光健治 (著)

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専門家が人生をかけて勉強し、大量の情報をディープラーニングした結果を本で提供してくれると、本当にありがたいことだと思いました。自分ひとりだけでは決して得られないヴィジョンを惜しみなく見せてもらえます。

末永 幸歩 (著)「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考
に続いて、アート無知だった私に人生の楽しみを与えてくれました。

しかし、質の高いヴィジョンを見せていただいて分かった気になっては決していけないとも思いました。遠くにある理想郷を感じながら、自分の足で探しに行き、自分で感じて確かめる必要があります。

現代アートがいかにして投資として成り立っているのか?そこには、昔の米ドルがGoldとの交換保障によって信用を得ていたような、信用システムが大手ギャラリーやオークションによって構築されていたのでした!

そして、その新しい世界の構造に完全に取り残されている日本と、果敢に挑戦している中国という現実。

日本人もそろそろ、ハイアートの面白さを体験する時なのかもしれません。




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