見出し画像

マイニングとは

こんにちは、Fuelhashのインターン生です。
今回はマイニングの基礎知識についての記事を書いてみました!

↓全体を通じてこちらの記事が参考になるので是非ご覧ください

はじめに

まず、ビットコインをはじめとする暗号資産には、日本円や米ドルを管理する中央銀行が存在しません
代わりにブロックチェーンと呼ばれる取引台帳に、過去の取引内容を記録しています。
信用の保証には、第三者がコンピューターネットワークを利用して暗号資産を管理しています。

マイニングの定義

そして、この第三者による取引の承認と確認作業をマイニングといいます。

マイニングを行う人をマイナーと呼び、コンピューターを使って、仮想通貨取引の承認のための複雑な計算を行っています。
マイニング報酬は一番に計算を終えたマイナーにのみ与えられるため、他人との競争に勝ちいかに早く計算処理をするかが重要です。
この計算能力を表す指標をハッシュレートといいます。
(ハッシュレートが大きいほどマイニングは有利です。)

マイナーはPCなどを使って仮想通貨の取引処理を手助けする対価として、仮想通貨を獲得することができます。

利益の出し方

マイニングの利益は次の式で表すことができます。
マイニングによる利益=マイニング報酬ー設備投資ー電気代
マイニング機器の購入費や稼働させるための電気代が生じてしまうので、マイニングを成功させるには、利益がマイナスにならないよう注意が必要です。

例えば2022年4月7日時点(1BTC=5,354,511円)、ビットコインのマイニングに成功したとすると、6.25BTC*5,354,511円=約3350万円の報酬を得ることができます。
ここから自分が投じた機器代やマシンを置くための施設、そして電気代を差し引いたものが純利得となります!

マイニングの種類

続いて、マイニングの種類について紹介していきます。
以下の記事にも概要が書いてありますので、ぜひご覧ください。

ソロマイニング
 ソロマイニングとは、文字どおり個人でマイニング作業を行うことです。ソロマイニングでは、かける費用も得られる利益も全て個人が握っているので、自由度が高いというメリットがあります。一方で、高性能のGPUや電源装置・インターネット環境などを整える必要があり、初期費用として数十万かかると言われているため、それに見合った利益が得られるかどうかを勘案する必要があります。さらにソロマイニングは、高スペックのコンピューターをはじめとした設備が豊富で資金力のある企業が多く参入しているため、マイニングが成功する確率がかなり低く、報酬のばらつきが大きくなってしまいます。

プールマイニング
 個人のマイナーが作業を行うソロマイニングに対して、複数のマイナーがチームとなって協力して作業をすることをプールマイニングと言います。プールマイニングでは、複数人のもつコンピューターの計算能力(ハッシュレート)を集結させ、成功報酬は各自が提供した計算能力に応じて山分けされます。ソロマイニングに比べると報酬獲得の確率が高く、収入が安定するというメリットがありますが、取り分が減ってしまうというデメリットもあります。例えば自分が大きな計算能力を提供したとしても、自分よりさらに大きな計算能力を提供する他のメンバーが存在した場合、報酬が割に合わないこともありえます。また一定の手数料が必要になる上、ソロマイニング同様に初期費用が高くついてしまいます。とはいえ、参加しないことには報酬は得られないこともあり、このプールマイニングという方法が現在では一般的となっています。

クラウドマイニング
 クラウドマイニングは、マイニングをする企業に出資してマイニング作業を代行してもらう方法です。先の二つと異なり、自分でコンピュータを用意する必要が無く、出資額に応じて出資額に応じてリターンが得られます。この方法ならマイニングについて詳しくなくても手軽に始める事ができます。クラウドマイニングには大きく分けて以下の二つの方法があります。

①ホストマイニング
 マイニングを委託し、クラウド上で機器を運用する方法(マイナーは専用の計算機を購入またはレンタルする)です。この場合、個人が電気代を負担する必要はありません。報酬については、企業のコンピュータから生み出されたハッシュレートがマイニングプールに転送され、マイナーはそこから報酬として暗号資産を受け取るという形になっています。

②ハッシュレートレンタル
 企業が運用する機器から生み出されるハッシュレートを一定期間借りる方法です。レンタルするときには、個人情報を企業に登録してから、購入したい暗号資産を選択して支払い方法を決め、レンタルを受けます。ハッシュレートには価格と利用時間が設定されていて、好きなプランを選択できます。プラン加入後に、利益の一部を暗号資産で受取可能となっています。

終わりに

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
いかがだったでしょうか。
マイニングと一口に言っても、定義がいまいち分からなかったり三つも種類があることをご存知でなかった方も多いのではないのでしょうか。
この記事を皮切りに、マイニングの知識をより深めていってもらえればと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?