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人財育成の重要性〜代替の効かない「人財」へと成長できる環境が求められている現代〜

みなさん、こんにちは。

私が代表を務める合同会社ハピオブでは、「すべての人が活躍する社会をつくる」というビジョンを実現するために、以下の事業を展開しています。

・人財育成事業(ひとをつくる)
・コミュニティ育成事業(環境をつくる)
・組織コンサルティング事業(場所をつくる)

ハピオブの事業内容

私たちはビジョンの実現に向けて、「エシカル・リーダーシップ」を持った人、発揮している人を増やすことに挑戦しています。展開している事業はすべて、そのために必要な取り組みと定義しています。

その中でも「人財育成事業(ひとをつくる)」は特に重要な事業であると考えており、私自身が事業部のリーダーも兼任しています。

今回の記事は、企業や地域における「人財育成の重要性」について書きました。また、今後は「人財育成シリーズ」として、定期的に更新します。

人材と人財の違い

みなさんは、人材と人財の違いについて、考えたことがあるでしょうか。近年はあえて「人財」と表記する企業も増えています。この違いは、諸説あると思いますが、私たちは下記のように考えています。

人材:代替が利く人
人財:代替が利かない人

人材と人財の違い(ハピオブ)

知識やスキルに違いがあるわけではなく、その人の存在意義に違いがあると私たちは考えています。世の中の大半は「仕組み」で回っているので、代替が利く「人材」にも一定の必要性が生じます。

ただ、中には、その人はいることでチームの雰囲気がガラッと変わったり、急に成果が出るケースもあります。それは知識やスキルの違いだけで割り切れるものではないとわたしたちは考えています。

そのような人を私たちは「人財」と呼んでおり、事業を通じて、社会に「人財」を増やしていきたいと思っています。「代替が利かない」だけではやや抽象的になってしまうので、わたしたちは「エシカル・リーダーシップ」というスキル要件を加えています。

エシカル・リーダーシップ

エシカル・リーダーシップの概念については、少し前に書いた記事でも触れておりますので、気になる方はお読みください。

記事でも書いた通り、直訳すると「倫理的なリーダーシップ」となり、少し取っつきにくいイメージがあると思います。ですので、私たちは下記の独自の解釈を用いて説明をしています。

ハピオブの定義する「エシカル・リーダーシップ」

「エシカル」は、自分と他者と社会にとって良い選択をすることと定義しています。どれかに偏った選択をするのではなく、どの領域にとってもポジティブに働く選択を心掛けることが大切であると思っています。

「リーダーシップ」は、人を巻き込むことと定義しています。認識、思考、行動ができるようになった上で、周囲を巻き込むことができる力です。

この2つの要素を満たすことが「エシカル・リーダーシップ」であり、私たちの目指している「人財育成」です。

人財育成の重要性

では、なぜ今「人財育成」が重要なのでしょうか。私たちが必要だと思う理由は以下の通りです。

・1億総活躍社会の到来
・自己肯定感と自己効用感
・多様性(オンリーワン)

人財育成の重要性(ハピオブ)

ご存知の通り、日本では人口がピークアウトし、人口減少が進んでいます。また、少子高齢化が進行し、生産年齢人口の重要性は高まるばかりです。さらに言えば、生産年齢の枠を超えた全ての国民が活躍しなければ、日本経済を維持することは難しいとさえ言われています。最近では、黒字でも従業員不足や後継者不足で倒産、休業する会社も出ています。

また、働くことに対して人々が求める価値観も変わってきています。これまでお金のために、言われたことを黙々とこなすことが仕事の意義として一定の比重を占めていましたが、今は承認欲求の高まりから、褒めてもらえる環境や心理的安全性が高い環境を求める若者が増えています。これらの時代背景も考慮しなければいけません。

最後に、多様化についてです。前述した働く価値観もそうですが、生き方そのものが多様化しており、競争社会が機能しない状況も出始めています。同一教育は「個性の消失」とも言われかねない時代です。

このような時代背景の中で、オンリーワン(代替の効かない)人財へと成長できる環境は、多くの人を惹きつける「魅力」のひとつになっています。

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