【あたしンち】川島の「一途な恋」
こんばんは、かとうと申します。
クリスマスが終わり、世間もお正月モードに切り替わる時期となりました。お正月(主に寝正月)への楽しみは衰えないのですが、年を重ねていくうちにクリスマスへの楽しみな気持ちは落ち着いてきていると感じる今日この頃です。
中学生の頃の私はこんな感じでした。
夏休み前、終業式があった日。夜中に望遠鏡をもって家を内緒で抜け出す。野山の広場に着いた二分後、君が来る。
そんな妄想をしていた14歳の自分と比べ、私も少しは大人になったんだなぁと…。
当時から現在に至るまで私にとっての恋愛の代名詞はあたしンちの「川島」。小学生の頃には「中学生になったらこんな風に恋愛したいっ…!!」と憧れ、当時の私にとってのお姉ちゃんのような存在でした。ちょっとだけ大人に近づいた今、改めて振り返っても川島のゆずに対する一途な恋ってすごいなと思います。
恋に敏感になる時期を終えて嬉しい出来事があった方も、少し気持ちが落ち着かなくなってしまった(私のような)あなたも。川島の恋に迫り私が感じたことをご覧いただけると嬉しいです。
ユズピ…♡な川島
名前:川島
性別:女性
学年:中学2年生、ゆずと同じクラス
あだ名:カーコ※12巻参照
川島を象徴しているのはやはり「ゆずひこへの愛」。登場する回の8割以上は、ゆずに想いをはせるシーンが描かれています。
おまじないを試したり
ゆずの家族に憧れてみたり
↑ ブスで巨乳らしい
夏休み、ゆずの家に(いたずら)電話してみたり。
川島に憧れる小学生の私も、思いを寄せる同級生に連絡網を駆使してイタ電しました。同級生のおじいちゃんがでました。
いつから「ゆず」を好きになったのか
頭の中がユズピ畑な川島ですが、初登場したのは4巻No.5のお話です。ゆずと友人である「藤野」とプールに行く約束をしていたが、紆余曲折がありクラスメイトである川島とゆずの2人で市民プールに行くというあらすじ。
この時はゆずのことをまだ好きではなかったみたい。
その後川島が登場するのは5巻No.18のお話。ここで初めて川島がゆずを気にしている描写が登場します。
じゃあ川島はいつゆずのことを好きになったのか。15巻特別編のお話にて、4巻のプールデートの回想により発覚します。
( プールデートが終わりそれぞれ帰宅するとき)
この日からユズピ一色の中学生活を送っているとのこと。
ゆずに現れた変化
あたしンちを読み進めていく中で「川島とゆずの関係性は、平行線のままの日常がこれからも続いていくんだな…」と思っていた中で発売された21巻。No.7の話でまさかの急展開。
読んだとき「ぅへぇっ!?」という声が出てしまいました。
↑ だそうです
同じく21巻No.31のお話。
読んだとき「ぉうおっ!?」という声が出てしまいました。
ゆずのプチショックを受けるコマ(上の画像3枚目)もまたかわいい。モテていることを自覚してない感じが。
ともあれ10年以上(連載期間から計算)も続く川島の努力が、ついに実を結び始めた喜びは非常に大きかったです。
私が小学生だった頃は恋愛の先輩として川島がいて、中学生になり私に好きな人ができると川島はまるで一緒に恋愛を頑張る仲間のように感じていて。
でも川島みたいに誰かを一途に愛すことは当時は全くできなくて。ちょっとした出来事で「もしかして○○のことは好きじゃないのかも…」とか思ってしまったり、「○○を好きな私って周りにどう思われているんだろう…」とか思うと誰かに相談できないまま他の人を好きになってしまったり。
1~3か月経つと他の誰かを好きになることを繰り返していました。
↑ ちょっとした出来事
一途な恋の孤独
人生の中で1,2を争うくらい気持ちがあっちにこっちに揺れ動く中学、高校生のときに、誰かを恋し続けられる人は本当にすごいと思います。私にはできなかったので…。
でも誰かを一途に思えば思うほど、1つの出来事で大きくショックを受けてしまったり、悶々と考える半永久的な日々が続いたり、相談できず孤独を感じてしまったりするのかなと思ったり。
私にもそんな時が来たら、お風呂に浸かりながらゆっくりとあたしンちを読んで、川島と一緒に恋愛を楽しんでいるかのように感じようかなと思った次第です。一途に思い続けてゆずの意識を変化させた川島が何よりも勇気をくれるような気がします。
最後に川島の恋を応援したいという思いを込め、TV番組「あいのり」のテーマソング「明日への扉」を張らせていただきます。改めて聞くと懐かしい。
最後までお付き合いいただきありがとうございます◎
来年も気まぐれで発信させていただきますので、お付き合いいただけると嬉しいです。よいお年をお迎えください。
かとう
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