見出し画像

【植民地】アメリカ合衆国の自己認識を破壊する方法

背景

儒教系統の認識 アメリカ合衆国は欧州のような植民地を悪いと判断してきた。

アメリカ合衆国は有色人の搾取でなく、自分で労働して、富を創造することに価値を置いてきた。実際、アメリカは第二次世界大戦の後、欧州の植民地に反対してきた(当然、アメリカ商品を売るためもあっただろう)。

白人のアメリカ国民の自己認識には、「俺らは欧州人と異なり、搾取でなく、ちゃんと労働して、富を蓄積してきた」という自負があるように見える。そして、この自負がアメリカを欧州から区別するものである。

もしアメリカ合衆国が欧州のように、有色人から搾取によって、富を蓄積してきたことを認めるならば、そのとき、アメリカ合衆国は欧州と何らかわりがないものになる。そして、このとき、アメリカ合衆国の自己形成「欧州からの独立」が溶解して、アメリカ合衆国それ自体が消えうせる。

現実

儒教系統の認識 アメリカ合衆国は欧州の植民地よりも酷い。

なぜなら、アメリカ合衆国は土着の自然民を虐殺・絶滅させた後、彼らはその土地の資源を自然民から搾取して、不自然な独裁者をいまでも担っている。

アメリカ合衆国は欧州から独立して、欧州よりも悪い状態を作り上げた。彼らがやってきたことは、欧州人がサブサハラ人を虐殺、絶滅させて、その土地の資源を所有して、搾取によって、富を蓄積してきたことに似ている。

アメリカ合衆国は欧州の貴族制や植民地的で搾取的な発想に反発して、アメリカ合衆国を作り上げたが、彼らが作り上げたのは、欧州よりも酷く、醜悪で奇形な何かであった。

アメリカ合衆国はイギリスによる植民地に反発して、彼らはアメリカ合衆国を建国した。彼らは彼ら自身はイギリスのような植民地を作らないと誓い、建国した。

しかし、アメリカ合衆国がつくったのは、イギリスによる植民地よりも醜悪で奇形な何かであった。アメリカ合衆国が反発した欧州がアメリカ合衆国ほど醜悪でない。

まとめ

ここから先は

236字

¥ 300

この記事が参加している募集

自己紹介

多様性を考える

社会システムの設計に関する寄付は「ここから」。 君の寄付をありがとう!とても嬉しい!