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知らない・わからないという意思表示の大切さ

どのようにしたらチームの生産性が上がるのか、もっと楽しく仕事ができるのかということについて日々考えています。

今回は主にSlackでのやりとりを想定しているのですが、なにか聞かれた事柄について知らなかったりわからなかったりした場合に、その意思を積極的に表明していく文化が組織に根付くといいよなと思っています。

早期に誰も知らないという事実がわかれば、質問者もすぐに次の行動に移ることができるので仕事が早く進みます。それに単純にリアクションがいつまでももらえないのは精神的にきつかったりするかなと。

Slackでは簡単にカスタム絵文字を追加できるのでテキストで返信しなくても「わからん」「しらない」などのスタンプを早くつけてあげるのが簡単でよさそうな気がしています。

しかしなかなかそういうリアクションってすぐにつかないのですね。考えてみれば当然かもしれません。人は知ってることこそアピールしたいものの、自分が知りませんというネガティブな主張はしたくもないし、できれば避けたいと考えがちだからです。

というわけでリアクションしない人の気持ちを考えてみると・・・

- 知らないことを主張するのがはずかしい
- 誰かが答えるから自分が答えなくてもいっか
- 「わからん」などのスタンプはなんとなく目上の人にはつけにくい
- そもそも質問に対する関心がない

みたいな感じだと推測できます。しかしここは一度、実際質問者の立場になって考えてみましょう。わからないというリアクションをもらったときに「誰も知らないのか、ちくしょう!」と考える場合もあるにはありそうですが、一方で

- リアクションもらえて嬉しい!
- みんなも知らなくて安心した!
- 答えを得る他の方法考えてみよう!

みたいにプラスの面もあり、知らないことを主張することにそこまでデメリットもなさそうだなと思っています。

組織内では「無反応=知らない」みたいな場合が多い気がするのですが、これだとある程度の時間が経過しないと、全員が答えを持たないという解にたどり着けません。

なので社内のテキストコミュニケーションにおいて、自分がわからないときこそ即座に、積極的に反応してあげた方が生産性も上がるし、お互い精神的にもヘルシーで建設的かなと考えてる今日この頃でした!

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