法政大学イノベーション・マネジメント研究センター7/21「想像力とマーケティング マーケティングにおける想像力の役割とは」

https://riim.ws.hosei.ac.jp/news/201906243200.html

顧客は想像によって認知と感情をつなげる。
想像とはある共通の志向性に基づく推論、情動、認知のこと。

広告はペイド(新聞,TV)、オウンド(自社サイト)、アーンド(マスコミ紹介、クチコミ)に分けられる。近年マスメディア経由の効率が落ち、アーンドの重要性が増している。
その上で
-広告らしくない広告
-どう社会課題と結びつけるか、と言うよりも社会を良くしていけるのか、そのことをどう伝えるか。
-人々の自己表現の為の起点の提供(いわゆるインスタ映え)
が重要。そのためには上手に広告を作る「創造力」よりも顧客や社会課題に対する「想像力」の重要性が増す。

想像するべきはLittle LuxuriesとDigital Self。
Little Luxuries;不況になると口紅はかえって売れる。共産圏の人々が求めていたのはビートルズやジーンズ。並外れた贅沢ではなく毎日をCheer upするようなLittle Luxuriesが求められている。
Digital Self;アバターは取り繕った虚像ではなく、その人が自分をどう見せたいか、むしろ内面が表れていると考えられる

想像のトレーニング あの人を動物に例えると、等

国によってTV、雑誌に有名人が起用される率が大きく異なる。目指すべきカリスマ像を示すのか、ライフスタイルを提案するのかで異なると考えられる。

欧米のクリスマスプレゼントは日本で言う所のお歳暮、お中元に近い感覚。11月のブラックフライデーはそういった商品を調達する賑わいでもある。

広告はプッシュからプルへ。つっ込まれるのも能力。「つっこまれビリティ」と呼んでいる。

リアルとバーチャルの境界はどんどんなくなっている。バイト中に変な動画をあげてしまい取り返しのつかないことになるのはその事が理解できていないとリアルな世界で取り返しがつかないことになる例といえる。

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