見出し画像

キャリアの棚卸 方法は1つではない

「キャリアの棚卸」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

それまでのキャリアを振り返って、どのような経験を積んできたか、どのような成果を出したか、どのようなスキルを身につけたかなどを整理することを「キャリアの棚卸」と言ったりする。

よく転職などを検討する際にエージェントから「まずは棚卸からはじめてみましょうか」などと言われることもある。転職の場合は、棚卸して整理したものは、職務経歴書に集約され、志望企業への応募書類となる。

職務経歴書は、あまり決まりきったフォーマットというのはないけれど、大抵の場合は、過去に経験した業務について、時系列に並べて整理されることが多い。
○○年○月~○○年〇月 △△会社 □□プロジェクト・・・・
○○年○月~○○年〇月 △△会社 □□プロジェクト・・・・
といった具合だ。

たまに、経験社数がめちゃくちゃ多い人などで、スキルだったり職種単位でまとめている人も見かけるが、少数派であるため、時系列に慣れ切った採用担当にとってみると、慣れていなくて読みづらく感じることがあるが、それも一つの棚卸しのまとめ方である。


転職用の資料としない場合であれば、もっと自由に整理したり、まとめることができる。
例えば、達成感の大きかった仕事ばかりをグルーピングしてみたり、逆に挫折感の大きなものをまとめてみたり、楽しいステークホルダーに恵まれたものや、業務の難易度、思い入れの大きさ、、、、などなど、どのような棚を創るかは、自分の好みによって変えていけばいい。

重要なことは、特定の出来事だけにフォーカスをするというよりは、過去をざーーーっと洗い直して、総ざらえするところにあると思う。そうすることで、今の自分を形成するキャリアのターニングポイントや、原体験に近いようなものを見つけられることがある。


まぁ、そもそもの問いとして「何のために棚卸をするか」のテーマ決めが全てっちゃ全てなのだけれど。

いずれにせよ、より良い未来を拓くために、現在地の確認及び、過去からの流れを自分で把握しておくために、ときどき棚卸はしておいた方がよいんじゃないでしょうか、というお話でした。

サポートありがとうございます!小躍りしながらキャリア・コーチング関連書籍の購入費に充てさせていただきます。