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今さらこんなことやって、何になるんだ?と言う前に。

すごくどうでもいい話なのだけれど。
ポケットモンスター(以下ポケモン)が初めて発売されたのが1996年。
私が中学生の頃である。
それはすごいブームだった。クラスのほとんどがゲームボーイを片手にゲットだぜ!と叫んでいたような気がする。

そこから、早いもので四半世紀以上の月日が流れてもなお、ポケモンの人気は衰えを知らない。というか、世界中にブームは拡散し、勢いは増すばかりといったところだろうか。

さて、かつて私もポケモンに熱中して、それこそ寝食を忘れるほどにかじりついていた時代があった。確か、初期のグリーン&レッドだったと思う。それ以降のナンバーは全くプレイしていないから、その後どのように進化を遂げているのか全く分からない。

そんな私だが、何年かに1度「暇つぶしにゲームでもするか」というゲーム熱が起こることがある。そんな時にブックオフなんかのゲームコーナーにふらっと足を運ぶと、新しい(といっても中古だが)ポケモンのソフトを見かけることがある。

「昔やったなー。懐かしいな。どれ、新しいポケモンでも試してみるかな」というような考えが脳裏をかけめぐるのだが、1秒後には「今さらポケモン集めたところでなー、どうにもならんしな」などとゲームコーナーに足を運んでいる人とは思えないような思考が生まれてきて、そっとソフトを棚に戻す。


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年を重ねる度に、好奇心と瞬発力がどんどんと衰えているのを感じる。
子どものころや、若い頃には、もっと衝動的に好奇心に突き動かされて行動を起こしていたものだが、年をとって、何か悟ったような分かったような気になって、行動を止めてしまうということが少なくない。

本当は、ポケモンだろうが、ドラクエだろうが、やってみないと何も分からないし、意味があるとかないとか考えずに、面白そうだと思ったものにどんどん気軽に手を伸ばしていけばいいだけなのにね。

小賢しくなった自分を少しだけ呪う。
いいじゃないか、バカみたいだって言われても。それで楽しい人生が歩めるのなら。年齢を気にするようになりたくないけれど「いい年して」なんていう表現を言い訳にする自分がいる。

やらないのは、ラクだからだ。何のコストもかからない。
かわりにリターンはない。
どんなことでも、経験が無駄になることはない。
気楽に、軽めに。

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