面接は端的に話すが吉。
今日は久しぶりに中途採用の面接官。私は人事担当者という役割で面接に入る。
普段は一人で対応をすることが多いのだけれど、今日はクライアント企業の現場(エンジニアチーム)の部長と同席しての面接。
お話した候補者の方は、かなり話が長くなるタイプ。
質問に対して、言い訳ともとれるような前置きをつらつらと述べた後、やっとこさ質問に対する答えを返してくる。話が長いだけで、悪い人ではななかったのだけれど、いかんせんラリーに時間がかかるので、こちらが欲しい情報が中々得られない。
そんな中、部長さんはさすがの質問力。
決して威圧的というわけではないのだけれど、相手にうにゃうにゃと言わせず核心に迫る質問。質問のベクトルが相手の苦手そうな領域だったので、言葉数が少なくなった感はあったけれど。
それでも、期待した情報を確実に得るために的を絞った質問が出来るというのは、素晴らしい技術。なんか勉強になった気分。
面接業務を委託を受ける際に、
質問がある程度設定されていて、それに沿って進めていくパターンと、
合格基準だけがある程度示されていて、質問などは自ら設計するパターンがある。
今回は前者。ある程度枠組みが固まっていて、それに沿って進める感じ。
人事からの質問は、キャリアバックグラウンド、転職理由、志望理由など、質問予想もしやすいし、準備がしやすいところだと思う。それもあってか、話が長い長い。
私は基本的に長々と話す人がいても、話を途中で遮ることもしないし、端的に回答してくださいなんて野暮なことを言うことはない。
ただ黙ってコミュニケーション能力にチェックを入れるだけだ。
でも、クライアントの手前、もう少しテキパキすすめられるように工夫した方がよかったかなーなどと、ちょっと顔色を窺ってしまったような。
そんなわけで、これから面接を受けようとする方は、まずは端的に話すことを心がけてみてください。
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