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パラリンピックがもうすぐ開幕ですね

最近、
テレビでパラリンピック関連の番組が増えてきたと思ったら、
8/24開幕だったのですね。

緊急事態宣言下なので、色々な意見はあるようですが、私はテレビに齧り付こうと思っています。

というのも、
今まで、そこまでちゃんと見たことがなかったのですが、
実はめちゃくちゃ楽しみにしています。


きっかけは、
つい先日テレビで観た「ゴールボール」という種目です。

これは3対3で行うハンドボールのような球技なのですが、参加選手は全員アイマスクをして、視界ゼロの状態で競技を行います。

ボールには鈴が入っていて、
その音を頼りにゴールを守ったりするのですが、
選手の動きがめちゃくちゃスピーディーなのです。

選手が投げるボールは時速50キロを超えることもあるらしく、それらに素早く反応してゴールを防ぐ姿があまりに正確だったり、
ボールを投げるときも走る、回転するなど、視界がゼロとは思えない俊敏な動きで競技する選手の姿を観て、ただただスゴいと感じました。


他にサッカーなんかも、
完全な目隠しをして競技しますが、ドリブル、シュートなど、私が視界100パーセントの状態で挑んでもあっさり負けてしまいそうなくらい、激しくて正確な動きの選手たち。

かと思えば、
車いすラグビーなんかは、もはや事故じゃない?と思う程の激しい衝突(タックル)があり、画面越しでもその迫力が伝わってきました。



今まで、私にはバイアスがあったようで、
障害があることで、全力のプレーにも限界があるんじゃないかと勝手に思ってましたが、アスリート達は私の予想の遥かに上のパフォーマンスをしていて、限界なんてとっくに突破しているようにも感じます。


オリンピックで見たような種目とは、
使っている道具が違ったり、細かいルールが違ったりするけれど、
どれも純粋にスポーツ競技として面白そうで、今から本当にワクワクしています。


知らないってことは、
世界を狭めているのだと痛感。

見ると、実際にするのでも雲泥の差があることを思うと、もし本当にその種目を体験したら、よりパラアスリートの凄さを感じるんだろうな。


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少し話は変わるけれど、
古い漫画で銀河鉄道999という漫画をご存知だろうか。

この漫画の世界は、
今の地球よりも少し技術が進歩した世界が舞台で描かれている。

その世界では、
裕福な人は、身体のパーツをどんどん機械に交換していく。
そうすることで、生身の人間より永い時間 活動し、生きることができ、最終的には全身を機械化し永遠の命を得る人達が描かれている。

銀河鉄道999の物語の中では、
身体を機会化することの是非について、様々な人たちとの出会いを通じて、主人公の鉄郎が悩む姿が描かれている。


私はパラリンピック関連の番組を見ながら、
ふと、この物語のことを思い出していた。


数十年前まで、
義足や義手といえば、形こそ足や腕の形をしているけれど、それらを意のまま動かすことは出来なかった。

現在では、まだ全ての必要とする人に行き渡っているとは言えないけれど、
技術の発達によって、形だけではなく、その動きまでが再現されていたり、場合によってはより高い性能になっていたりする。

これって、
本当にすごいことだと思う。
不慮の事故や病気になり、身体のどこかがそれまで通りに機能しなくなったとしても、何かの可能性を諦めないですむチャンスがどんどん大きくなってきていることだと思うから。

これは、何も大きな怪我や病気をした人だけの話ではない。
誰だって歳を取り、身体の機能は低下する。
私は永遠に生き続けたいとは思わないけれど、
それでも自分の可能性を維持したり拡げられるチャンスがあるのだと思える。


というわけで、
パラ種目、見たことない人は、是非観てみてください。純粋にスゴいので。
#という私もまだキチンと見てはいない。楽しみ。

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