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嬉しいサプライズに震えた話

今日は妻と息子君が一緒にお出かけ。
と、いうわけで久しぶりの1人の休日。

朝、2人を目的地に送り届けて自分時間のスタート。戻ってくるのは夕方。
さぁ、何をしようかと考えた結果、離乳食ストックを作り始める私。料理が趣味とはいえ、結局息子君のことをやり始めている自分に苦笑い。

お昼過ぎ、
最近は1人でランチをする機会がなかなか無いので、どこに行こうかと思案する。

そうだ、大好きな餃子屋さんにしよう。
元々は徒歩7分くらいのところにあったので、月に何度か足を運ぶくらいだったのが、2年前に車で20〜30分のところに移転をしてしまった。
その餃子屋さんの餃子は、私調べによると日本で1番美味しい。行くたびに何かしらの改良が加えられており、店主のこだわりと餃子愛がひしひしと伝わってくる。

私にとっては餃子もその実直な店主の人柄もどちらも魅力的に感じていたので、完全にその店のファンになっていた。しかし、物理的な距離の遠さというのは大きい。

大好きな店とはいえ、普段の選択肢からは外れ(そもそも最近は息子君のお世話にかかりきりで外食をほとんどしていない)、最後に店を訪れてから半年くらい経過していた。



そんなこんなで、ランチを食べに車を走らせる。
店に入ると「久しぶりですねー」と迎えてくれた。

カウンターに腰掛け、しばらくすると餃子が運ばれてきた。肉汁たっぷりの餃子は、焼きたてを食べると火傷必至のリスクがあるのを承知で頬張る。

やっぱり美味い。

箸が止まらなくなりあっという間に完食してしまう。追加でもう一枚頼もうか、、、と悩んでいると店主がサービスで温かいお茶を出してくれたので、打ち止めにすることにした。

少しの雑談の後、他のお客さんが店に入ってきたので、会計をして出ようとすると、店主が店の奥に向かって何やらゴソゴソしている。

(おっ、移転2周年のノベルティかな?)

そんなことを思っていたら、店主が大きな包を抱えて戻ってきた。
「あの、お子さんのお祝いです」と。

えーーーー!!!

確かに半年前にお邪魔したときに「生まれましたー」的な話はしたけど、世間話の延長で、まさかお祝いを期待してのことではなかったし、何より移転後は数ヶ月に1回行くか行かないかくらいの来店頻度なので、お世辞にも常連とは言えない。

それなのに、店主は私がいつか来ると思ってお祝いを用意して待っていてくれたのだ。

予想外過ぎて、嬉しいよりビックリが先に立ってしまったけれど、有り難くてちょっと震えてしまった。

店主に何度もお礼を伝えて店を後にした私は、帰宅後すぐにお祝いの中身を拝見する。

中から出てきたのはとっても可愛い子供服。
店主にはお子さんはいない。中年のどちらかと言うと渋めな雰囲気の方だが、とっても可愛いお洋服で、わざわざ選びに行ってくれたのだと思うと二重の驚きと、何重もの喜びが込み上げる。



完全なサプライズ。嬉しい。
こうなったら私も何か仕返しお返ししなければ。
さて、何が喜ばれるだろうか。悩む。

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