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リソースが増えるとムダ遣いも増える

久しぶりにたこ焼きを買ってきた。
それをつまみながら、妻と高校時代のことについて話をしていた。

学校の近くに美味しいたこ焼き屋さんがあり、部活帰りによく寄り道をしていた。

部活仲間の中には毎日たこ焼きを食べまくっている奴が何人かいたが、私はその輪の中には入らなかった。

そいつらはたこ焼きを30〜40個食べた後に、駅前のハンバーガーチェーンでセットを食べるのである。

私は付き合いきれなかった。

決して食べる量の話ではない。
運動部の高校生の胃袋は宇宙なので、いくらでも入る。

限りあるのはお金。
たこ焼きとハンバーガーの両方を食べると、1,000円を軽く超えてしまう。

当時の私のお小遣いは月に4,500円。
なんとか交渉して4,000円から500円のアップを勝ち取ったようなシビアさ。


今だったら多少のお付き合いとか、シブチンたと思われたくないからとか、年齢的にとか、そういった理由で自分が根本から望んでいないものにお金を使うことも珍しくない。

高校生の私は、お付き合い投資0パーセント。
キッパリNoと言える性格だった。

これは、年齢的なものとか性格的なものとか、色んな変化に伴うことであるけれど、同時にそれだけの余裕が生まれたからなのだろうと思う。

ムダ遣いしていれば、余裕なんてあっという間に消えてしまうかもしれない。

リソースに限りがある方が、制約条件がシビアである方が、おそらくは無駄なく資本投下でのるのだろうな。少なくとも超短期的には。

中長期的な判断は難しくなるのだろうけれど。

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