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愛しき娘との別れの準備とか。

3月26日で我が娘が2才になりました。
ここまで健康でいてくれてありがとう。

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改めまして、「加藤なみ」といいます。

人間っぽい名前ですね。ちょうど安室奈美恵が引退するとかで盛り上がってたり、ワンピースっていうマンガに登場するナミが好きだったりっていうウチの嫁が最終的で絶対的な権力を行使してこの名前に決まりました。

横文字でかっこいい名前は付けるつもりが無くて、個人的には食べ物シリーズでいくつか案をだしたりして、最終選考で「ぺい」・・・漢字で「餅」と書いて「ぺい」と読ますのが残ったんだけど、白くねぇし、女の子に「かとちゃんぺ」みたいな名前はかわいそうだと一蹴された。
まぁ今では「加藤ぺい」にしなくてよかったと思うけども。

我が家としては初ペットです。
僕は小学校6年の時に一度、嫁の家でも過去に3匹ほど犬を飼ったことがあって、ペットもいいけどなぁって常々思っていたけど、なかなか踏ん切りがつかなかった。

一昨年に義母が他界した寂しさもあったことと、嫁がたまたまペットショップで見かけた子に一目惚れをして、生後3カ月ほどで我が家の一員になりました。

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今見てもからだがとろけてしまう。

僕は寝る前に数個のお願いを神様にするのだけど、必ず「この子が長生きしますように」という願いを入れる。
これはこの子との別れの準備の一環でもある。
僕はこの子の「生」を強く願う。同時に「死」も意識している。

生物のつながりの中では、必ず死に別れの時がくる。
僕も死ぬしあなたも死ぬ。人間の平均寿命は80年で、この子の寿命は長くても十数年だ。

僕がもし健康で寿命を全うできるのであれば、先にこの子がいなくなることは明らかだ。明らかだってわかっていても、僕はこの子が先にいなくなることを想像するだけでとてもつらい。

これはこの僕の死生観の記事でも書いたけど、やっぱり僕は身近な、愛情を注いだ者に先に旅立たれるのは本当につらい。

だから準備しておくんだ。
いつかのお別れの時に、悲しみに暮れすぎて僕が僕でなくならないように。
少しでもこの子の死を受け入れて前に進めらるように。

だからこの子との生活を幸せで満たすために、一生懸命愛して、愛して、愛したい。

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『おうち犬バッキン』というマンガがあります。
noteで僕とつながってくれているひとたちは、まぁみんな知ってるでしょう。昨日最終話を迎えました。
もともと十数年前の小学校低学年向け紙面の作品。
ペットとの出会いから別れまでが描かれている。

僕はこの作品に僕の心をとても動かされた。タイミングもあると思う。

僕はウツになっている時、自分の心を表に出すことができなかった。
特に怒りや悲しみなど、ネガティブな側面はとことん我慢して自分を抑えていた。

泣くなんてことは4年前にウツ抜けする前まで無い。
我慢することを是とし、人に対してなにも言えない人間になっていたから、我慢してはいけないことに気づき、感動したり、悲しかったりした時に思いっきり泣くことができるようになった今だから、そして今現在進行でペットを飼っていることもあって、感情移入しとても心を動かされた。

この作品はとてもいろいろなことを教えてくれる。
ペット(犬)を飼う時の注意点はもちろんだが、ペットとのこころのつながりまで教えてくれる。御存じない方で興味がでたら是非読んでください。

そして、久保マシン先生。ステキな作品をありがとう。

ヤヴァイ。。バッキンロス!!


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