無能上司へのストレス対処法

仕事のできない上司に対してイライラしている人へのライフハックとして、心の持ちようを考えてみました。

1 上司だから仕事ができるわけではないと認識する。

まず、仕事のできない上司(面倒くさいので以下無能上司と呼ぶ)は決して珍しい存在ではなく、むしろありふれた存在だと知ること。「いや、今まで色んな上司に当たったけどこんな上司は初めてだ」とか色々言いたいことはありましょうが、まあ聞いて下さい。

 上司だから自分よりも仕事ができるのは当たり前と思うのが間違っているのです。仕事というのは技術の進歩により日々変化していて、経験さえ積めばスキルアップしている訳でもありません。管理職にもなれば、実務的な仕事から離れて勉強を怠る人も多いわけです。パソコンもろくに使えずプライドだけは高いため周囲に訊くこともできないまま取り残されている人もいます。

2 上司を尊敬する必要はない。

組織の中での単なる役割にすぎません。職務上の指示には従わなければなりませんが、上下関係ではありません。もちろん友達でもないですから、敬語で話しておけば良いと思います。相手はため口を利いてくるなら、こちらもため口を利いても良いくらいです。

3 自分の損になることはしない。媚を売らない。

嫌いだからと言って、横柄な態度を取っていたら、周囲からのあなたの評価は下がります。絶対にあなたが悪者には見えないように振舞いましょう。そのうえで、相手から理不尽なことを言われたら、すぐには返答せず5~10秒くらい沈黙してみるのも良いでしょう。微妙な空気が流れることによって相手が「俺、なんか変な事言ったかな?」「怒ってるのかな?」と向こうが考え始めたらしめたものです。まあ、そんなことも考えられないから無能なのでしょうが、あなたはあなたでその5~10秒の間に理不尽なことへの対処法を冷静に考えてみましょう。それから、笑えない面白くもない冗談を言われたときは相手に合わせて笑ったりしないように。自分自身を守るためのスキルです。沈黙と笑わないことは誰にでもできる有効な反撃術です。

4 感情を脇に置いて、自分にできることを考える。

第三者目線で考えることは重要です。上司がやるべきことをやってくれないことであなたが非常に困っているとしたら、率直にそれを相手に伝えてみることはやってみてください。その時は淡々と感情的にならず。それでもダメならその上の上司に相談してください。こんなことで部下を困らせている無能上司の評価は下がるでしょう。ただ、何の対策も取らずに告げ口するだけなら、あなた自身がたしなめられてしまうかもしれません。

5 怒りを発酵させない。

相手への嫌悪感を増幅させると顔を見るのも嫌、仕事に行くのも苦痛になってくるでしょう。そのことによって不利益を被るのはあなたです。上司に対して悪感情を持つことは道徳的、倫理的な悪ではありませんが、あなたの精神衛生にとっては悪です。無能上司について考えている、頭が支配されている時間はあなたにとって損失です。できるだけその時間を減らしましょう。


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