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30年前の、カスタードクリーム

こんにちは。かとみさです。

幼い頃から、お料理よりお菓子作りが好きだった私。今でも時々、当時のレシピ本を見ながらお菓子を作ることも。今回は「カスタードクリーム」のお話。

材料はシンプル

本題に入る前に、材料と作り方をご紹介しておきましょう。まず材料。

卵一個の黄身1個分、小麦粉10g、お砂糖40g、牛乳1と4/3。最後にバニラエッセンス数滴。

以上!意外とシンプルです。

バニラエッセンス以外はだいたいご家庭にあるんじゃないかしら。(バニラエッセンスはなくてもできますが、ある方がやっぱり香りも込みで美味しい気はする。)

作り方

基本、弱火にかけて混ぜる。ひたすら混ぜる。
ずっと混ぜる。ずーっと混ぜる。

最初から全部の材料を入れるとダマになりやすいので、最初に卵の黄身とお砂糖を小鍋に入れます。その後に少量の牛乳を馴染ませます。お砂糖控えめなら、35gでも十分美味。

馴染んでから残りの牛乳を入れてあげることで、全体が混ざりやすくなります。

最初はわりとシャバシャバです。


所要時間

まぜること「30分」

しまった。。時間をすっかり忘れていた。。。!と、今日は作り始めてから思ったものの、火を強めるわけにもいかず。ひたすらコトコト混ぜて、完成です。

混ぜているときにトロッとして、鍋底に筋もあってプルンとする一個手前くらいが理想。冷やすとクリームは固くなる。だから火を止める時は多少緩めでもOKです。

カスタードクリームの使い道

色々ありますよね。

今回は生クリームも作り、カスタードクリームを子供達には自由に塗ってもらって、バナナと缶詰のミカンも合わせてクレープの具に利用。速攻で溢れたけれど、後でスプーンですくえば(救えば)ヨシ!!

余ったクリームは翌日食パンに塗ったり、他のフルーツと一緒に食べるのも美味しい。クリームだけ食べちゃっても、全然アリだと思います。

ちなみにこの記事を執筆直前、余った生クリームにカスタードクリームを少量入れてバナナと缶詰ミカンを混ぜた「クレープの具だけフルーツクリーム」なるものをこっそり頬張りました。が、子供たちに見つかりまして、スプーンにすくってお裾分けしたらホッペももちろん落ちそうにニンマリ笑っていたのでした。(子供はほんまに美味しそうな顔をする!)

30年以上という月日

このご紹介している配合、実は30年以上前から愛用しているレシピの一つです。不思議ですよね、、、全然飽きない。何度でも見たいし作りたいし、何度作ってもやっぱり美味しい。当時、妹と作った思い出も蘇ったりなんかして。

絵本みたい!

この本は特に子供向けなのでイラストも多いのですが、そこを差し引いても絵本的な要素というか、語り継がれる要素はある気がします。

レシピ自体には著作権はありません。本のレイアウトなどには著作権はもちろんありますが、作り方そのものはほんとに誰でも自由に扱える。

そういう意味で、長く愛されるものを作りたいなと思う時、レシピ本も十分素地はあるんだなあと、、ひたすら混ぜながら思ったのでした。

まとめ

作るって、手間はかかります。時間もかかります。でも、食べるものを作ることって、もっといえば、生きること。

絵本のように、愛されるレシピの一個や二個くらい、我が子にも伝えられたらいいなあ。

絵本のように、#読むレシピ 。
またどこかで、公開できたらと思います。お楽しみに!

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