学びを楽しくするために何が必要か?(5)- 子どもの効力感を育む。というよりも、奪わない(その3)
前々回、学びを楽しくするために必要なものの2つめとして、子どもがもつ効力感をあげました。そして、前回、学びについての効力感は生まれた時からみんな持っているはずであること。学習性無力感がそれを蝕んでしまったのではないかということを考えました。
今回は、どうすれば、それが回避できるのか?について考えてみたいと思います。
効力感とは、「自分が行動すれば、自分のおかれた環境をもっと良い環境にすることができる」と信じることができる状態でした。学びについてそのように信じることができる