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○無事に”草花と器のある暮らし”展が終了しました○

 先月、無事に”草花と器のある暮らし”展が終了しました。
お越しくださった皆様、気にかけて頂いた皆様、ありがとうございました!

 今回は、抽象画の片岡永俐那さんと陶芸の山崎裕子さんの三人展で発表し、空間の使い方として三人それぞれがスペースを分ける事なく、同じ空間の中で展示させていただきました。片岡さんの柔らかく鮮やかな色合いの絵画と、山崎さんの優しく包み込むような陶器と一緒に、私の絵画も並び、到底一人では作ることのできない展示空間となりました。これはすごく新鮮でしたし、嬉しい発見でした。片岡さん、山崎さん、ありがとうございました!

 また、企画のInterior Art GALLERY DECOさんとも初めてやらせて頂いたのですが、とても柔軟に気さくに対応してくださり、安心して制作や搬入などできました。大変お世話になりありがとうございました!

 そしてもう一つ、私にとって初めてだったことがあります。それは、販売も含めた展示会であったことです。これまで販売ということをあまり意識せず展示を行ってきた為、逆に今回、販売するということをすごく意識してしまったんですね。なんと言いますか、恐らく多くの作家もそうではないかと思うのですが、作品って売るために作っているというよりは、自分が感じたことや伝えたいことを作品にしているんだと思います。加えて、鑑賞者側が作品から何か感じたり気づいてもらったら、もっと嬉しい、そんな気持ちで作っています。もちろん、収入を得なければ生活は出来ません。だから、食べていくため、もっと作品を作っていくためには、販売するといったことも大事だと思います。ただ、そこに意識を向けると、本来の作品を作る目的に”もや”がかかるように感じてしまったんですね。この矛盾をどう解消しようかと、考えて行った先に気づいたことは、”制作段階では販売することを意識しない”ということでした。今後もし、展示販売することがあれば、作品完成後に検討しようと思いました。これは、もしかしたら業界の中では当たり前のことなのかもしれません。ただ、私にとっては今回展示を行ってみて、初めての気づきでした。とても勉強になりました。

 最後に、展示期間中にUraraカフェさんも出店され、ドリンクも美味しかったですし、Uraraさんとのトークも楽しかったです。オンラインで山内舞子さんのアートレクチャーも開催され、こちらも楽しく拝聴しました。ありがとうございました!


「草花と器のある暮らし」展
2022年7月2日(土)3(日)・9日(土)10(日)
会場:Interior Art GALLERY DECO
   (沼津市大岡1972-6 アンティークドア内)
時間:13:00〜18:00
出店作家:片岡永俐那さん(抽象画)
     山崎裕子さん (陶器)
     カトウマキ     



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