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Art Outbound Digest Vol.1 / 2022/09/08

目次

1.      ご挨拶

2.      ピックアップアーティスト

3.      TIPS for Artists and Collectors

4.      おすすめ海外公募10件

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 海外公募情報のチェックと選別は慣れている私でもかなりの時間がかかりますので、アーティストの方は有料プランに登録してしまった方が絶対に安いと思いますよ。


ご挨拶

 あらためて、Art Outbound Digest開始にあたり、主宰・加藤よりご挨拶させていただきます。

 Artという言葉には極めて多くの意味内容があります。

 もともとはラテン語のarsから来た言葉で、ものすごく広い範囲で意味を取ると「人が後天的に身に着けた技術やものづくりの手わざ、何かを達成しようとするときに用いるものの考え方、ふるまい」というようなものを指します。

 後天的に、つまり生まれつき出来ること(呼吸とか)ではなく何らかの学びによって出来るようになった何かで、しかも、それを通して別のもの・ことを生み出す何か。

 これが一番広い意味でのartです。

 あれ? 何か変だなと思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 日本語の、カタカナの「アート」とは、意味内容がずいぶん違いますからね。私自身あまり真面目に調べてはいませんが、日本語の「アート」は「きれいなもの、わけのわからないもの、おもしろいもの」であればほとんどなんでも含まれるような状況かと思います。

 ですが、英語を始めとした欧米語の世界では、artはそのようなものではありません。広い意味では先ほど示したような「人が後天的に身に着けた、何かを生み出すための何か」ですし、狭い意味ではfine artつまり「芸術」です。

 そして、この意味内容のズレを理解している人が少なすぎることが、日本の才能が海外に進出する際の足かせになっているのではないか、というのが、このメンバーシップを私が始めた動機となっています。

 日本にはとてつもない才能を持つクリエイターが数え切れないほど存在しています。

 しかし、縮小を続ける日本社会にとどまっていては、彼・彼女らの才能はなかなか花開かず、お金にもなりません。

 このメンバーシップによって「アート」とartの違いを理解した皆さんが、素晴らしい作品をartとして仕上げて外国に売り込み、artistとして認められて、artistとして生活出来るようになること。

 それが私の願いです。

 このメンバーシップでは私は研究者でも批評家でもアートファンでもなく、事業開発支援コンサルタントとして、全てのEmerging Artistのart事業の成功という視点にこだわって、情報発信をして参ります。

 よろしくお願いします。

2:ピックアップアーティスト

 このコーナーでは毎回、日本では知られていないEmerging ArtistあるいはMid-Career Artistを取り上げ、そのキャリア展開の特徴と作品のマーケティングを分析します。

File 1 アナ・ウェイアント(アナ・ウェイヤント) Anna Weyant

1995年カルガリー生まれ。ニューヨーク市在住。
学位 BFA (Rhode Island School of Design)
活動期間 2017-
メディア 油絵
所属ギャラリー 56Henry→ ブラム&ポー → ガゴシアン
個展開催回数 4回 (2019-2022)
グループ展参加回数 18回 (2017-2022)
博物館での展示歴 1回 (2022)
受賞・奨学金等 なし
著名コレクションへの収蔵作品 なし

※CVは各自こちらからダウンロードしてください。

https://gagosian.com/media/artists/anna-weyant/Weyant_Anna.pdf

 今日取り上げるのはアナ・ウェイアント(アナ・ウェイヤント)です。

 2017年に名門中の名門であるロードアイランド・スクール・オブ・デザインを卒業してアーティストとしてのキャリアをスタートさせ、途中で中国の杭州に半年間留学したりもしながらニューヨークで画家として活動していきます。もちろん最初から画家だけで生活出来たわけではなく、アルバイトしながらです。

 最初の個展は2019年にニューヨークの56Henryという小さなギャラリーで開催されました。

 これが56Henryのサイトです。画像もありますが、本当に小さいギャラリーです。

 こちらが展示風景。

 56Henryは10人ほどの契約アーティストがいますが、契約アーティストでなくとも個展は開催しているようですね。個展の期間は数日間から1ヶ月程度まで色々です。

 さて、彼女の個展ですが、これが結構話題になったらしく、展示作品は完売になったという未確認の記述もあります。この時期(2019年)にはまだウェイアントの作品のプライマリ価格(作家やその契約ギャラリーが新作として販売する価格のこと)は2000-12000ドルでした。

 それが2022年にはクリスティーズのオークションで160万ドル。今日のレートなら2億2780万円。

 一体何が起こったのでしょうか?

 彼女のこの爆発的なキャリアアップは色々な要素が絡み合って発生したものです。

 以下、順に見ていきましょう。

1)    学歴

 私が欧米のアーティストのCVを数多く分析してみて気づいたのは、デビュー直後から一気に出世街道を駆け上がる人の多くが名門とされる学校を出ているなということです。イギリスのRoyal College of ArtとかGoldsmithとかの(ちなみに東京藝大も武蔵野美大も多摩美大も世界的に見れば無名もいいとこでランキングのTOP100に入っているのは見たことがありません)。

 これは推測に過ぎませんが、やはりこの手の世界的名門美大は人脈も豊富でしょうし、アーティストとして出世してゆくための知恵も共有されているのではないかと見ています。

 ウェイアント自身は、色々受けて合格した中で一番ニューヨークに近い大学だったからとコメントしています。

2)    ルックス

 二番目にこういうことを書くのもどうかと思いますが、やはり彼女の場合はそのモデルや女優のような美貌が明らかにキャリアアップに絡んでいます。というのは、2021年頃から彼女はラリー・ガゴシアンの公然の愛人になっているのです。ラリー・ガゴシアンは世界的な影響力を持つ大手ギャラリー「ガゴシアン」の経営者です。71歳。そして2022年にアナ・ウェイアントはガゴシアンと契約。こちらも有力ギャラリーであるブラム&ポーからの引き抜きです。

 良い悪いの問題ではなく、アートの世界は基本的に大金持ちを相手にしていて、そこではこの手の男女関係もまあ、アリですよねと認められてしまう。これは我々が世界を目指す上で理解しておく必要はあるでしょう。

3)    才能と技術

 とはいえ、ただルックスが良いだけの画家などいくらでもいるわけですから、アナ・ウェイアントがこれだけ急速に認められるに際しては、画家としての実力も備わっていなければなりません。

 この視点から見た時、彼女は才能の点でも突出したものを持っているように思います。

 ご両親は法律家だったそうですが、彼女自身は早くから画家を目指していたそうですし、学生時代に既にコンペでトップ3に入ったりもしていたそうです(CVには書かれていないので、さほど大きなコンペではなかったのでしょうが)。

 彼女の作風は時期により変遷がありますが、初個展の時の「Welcome to the Dollhouse」はバルテュス的なモチーフを用いつつ、構図はかなり工夫されています。おそらくはシュールレアリスム絵画も参考にしているのではないでしょうか。

 また、彼女のタッチは明らかに17世紀のバロック絵画をリミックスしたものです。作品によってはジョルジュ・ド・ラ・トゥール風であったり、また別の作品はスペイン・バロック風であったりと、微妙にチューニングを変えているようにも見えますが、それがまた見る者の思考を広げてくれます。

 画題の方も、言われなければ17世紀のスペインで描かれたボデゴンかと思うような作品に「ゴジラ」なんてタイトルが付けられていて、よく見ると画面中に置かれた本のタイトルが「Godzilla」だったりするのですが、上手いですよね。彼女は相当に賢い人物です。ノーマン・ロックウェル風の人物をフランドル絵画風のタッチの背景にリミックスしてみせたり。

 まとめると、「高い絵画の技術」+「西洋絵画史のあちこちを巧妙にサンプリングしてMADなリミックスのトラックを作り、そこにダークなひねりの効いたテーマを載せてまとめ上げるセンス」が彼女の画家としての武器と言えるかと思います。

4)    人脈

 彼女が最初にニューヨークのアーティストのコミュニティで注目されたのは2018年の10月9日でした。何故日付がわかるのか。実は、そのきっかけがSNSだったからです。

 彼女がアルバイトでアシスタントをしていた画家のシンシア・タルマッジが自分のインスタに彼女の絵をアップしたところ、これがそこそこLIKEを集めました。現在766件(うち1件は私)。

 間もなくタルマッジは所属ギャラリーである56Henryのオーナーのエリー・ラインスにウェイアントを紹介。ここから初個展へとつながるわけですね。56Henryは地元の庶民的なアートフェアでウェイアントの絵を売ったりもしています(この時の値付けが400ドル)。

 その後の初個展では作品が完売。既に価格帯は2000-12000ドルと上がっていたのですが、完売。そしてブラム&ポーに移り、ラリー・ガゴシアンの愛人と出世していくわけです。

 愛人兼業というのはちょっと邪道ですが、少なくともウェイアントの初期のステップアップには学ぶべき部分が多々あります。自分を認めてくれそうな先輩を見つけて、そこからギャラリーとの契約を取る。

 ギャラリーにはそれぞれ方向性があり、そこに足を運ぶ客層も違いますから、ブラム&ポーやガゴシアンのような大手以外は自分の作風に合ったギャラリーでないと契約は取れないと(英語のウェブ空間では)言われています。ということは、自分と色々な意味で相性が良い先輩作家との交流は、その先輩作家経由で自分の作風を受け入れてくれる可能性が高い人脈へのゲートになるわけです。

5)    価格

 彼女の作品価格の変遷ですが、56Henryが扱っていた2018-2019年には一律400ドルからスタートして初個展時に2000-12000ドル、2021年にブラム&ポーが扱うようになった時期には平均50000ドル。

 ガゴシアンに移ってからどうなるかはわかりませんが、遠くない将来プライマリ価格で100万ドルを超えるのかもしれません(既にそういう噂は出回っています)。11月にガゴシアンNYで完全新作のみの個展開催予定だそうです。

https://www.juxtapoz.com/news/magazine/features/anna-weyant-welcomes-us-to-the-dollhouse/

 ちなみに今年の1月に彼女は六本木のブラム&ポーで個展をしていたのですが、1枚600万円で売られていたとして9月現在では多分セカンダリで2億は固いという、超利回り物件だったということになります。

6)    まとめ

 愛人稼業によるバフを計算したとしてもなお、アナ・ウェイアントは傑出した才能とタフなハートを持つ一流のアーティストです。プライマリで買うチャンスがあれば買っておいて損は無いでしょう。というか、値上がり確実の作家です。

参考リンク

3:TIPS for Artists and collectors

「CV」

 アーティストを知るための最も基礎的な資料はCV(履歴書)です。

 ここを粗末にしている作家も非常に多いのですが、よほど規格外の才能や運の持ち主は別として(例えば今、最も勢いがあるEmerging Artistの一人であるPrecious Okoyomonは個人サイトすら持っておらず、CVを公開していません)、アーティストサイトにきちんとしたCVのPDFが準備されているかどうかは、その作家の運命を左右することもあるのではないかと思っています。

 なので、アーティストとして海外展開を目指す人はとにかく英語のCVをきちんと作りましょう。

 CVには幾つかの決まりがあります。守っていない人も(特に日本人には)多いですが、守らないメリットを私は思いつきません(デメリットはいっぱいあります)。

 細かい部分は人やギャラリーによって違いますが、概ねこの書式ならば間違いがないでしょう。Mid-Careerクラスのアーティストになると特にGroup Exhibitionは書ききれないので、Selected Group Exhibitionという形で主なものだけを年に5本ずつくらい並べるようになります。

 たまにアートフェア出展をGroup Exhibitionとして計上しているEmerging ArtistのCVを見かけますが(日本人で多い気がする)、かっこ悪いので止めたほうが良いと思います。アートフェアと同時開催のPrizeで入賞したりShortlistに入ったりして別枠で展示された時は、もちろんGroup ExhibitionやSolo Exhibitionで書き加えてOKです。

 Awards and Residenciesは受賞歴、アーティスト・イン・レジデンス参加歴、各種研究機関などのフェローシップ採用歴を年ごとにまとめて書いてください。これも受賞ではなくてShortlist(最終選考進出)までなのに書き加えている人をたまに見かけますが、同じくかっこ悪いので止めましょう。

Your Name

Born 19xx, Kariya, Japan. 

Lives and works in Inagi, Tokyo.

EDUCATION

1994, BA, Rikkyo University.
1999, Master of Education, Kanazawa University.
2006, Ph.D in Comparative Civilizations Study, Rikkyo University 

注:学歴のみ「上に行くほど古い」です。

SOLO EXHIBITIONS

20XX Exhibition Title/ Name of Venue, City

GROUP EXHIBITIONS

20XX Exhibition Title/ Name of Venue, City
   Exhibition Title/ Name of Venue, City
   Exhibition Title/ Name of Venue, City
   Exhibition Title/ Name of Venue, City

20XX Exhibition Title/ Name of Venue, City
   Exhibition Title/ Name of Venue, City
   Exhibition Title/ Name of Venue, City
   Exhibition Title/ Name of Venue, City

GEは年間4件確保はノルマだと思ってください。毎年1件なんてペースでは永遠にフルタイムプロにはなれません。

AWARDS AND RESIDENCIES

Year, Title of Award, Residency or Fellowship, Institute

BIBLIOGRAPHY

2022. Title, Name of the media, Publisher,

自分についての記事が出た本や雑誌記事のリストです。

COLLECTIONS

Title  (20xx)  / Name of the Collection (museum, company, etc.)

美術館や企業に作品が買われた時にはここに。

4:おすすめ公募

公募の見方

締め切り (締め切りが近いものほど上に出します)

審査料 審査料が有料の公募は多いので、金額とキャリアインパクトの比較で推薦するかどうか判断します

作品メディア どんな

タイトル 公募のタイトルです

テーマ 特定のテーマに沿った公募の場合はここに示します

賞典 勝ち上がると何が手に入るか

会場 どこの都市で開催されるか。オンラインのみの場合もあります。

URL 公式サイトです。

キャリアインパクト アーティストとしてのキャリアにどの程度のプラスのインパクトがあるかを示します。ABCDの4段階で当面行こうと思います。Aは推薦無しの公募で狙えるものとしては最上位のものなので、年に数件でしょう。Bも勝ち上がるのはとんでもなく難しいと思ってください。このクラスの公募を勝つ人のほとんどは既にアーティストとしてかなりの実績を積んでいる(場合によってはMid-Careerに分類されるレベルの)作家です。

A 受賞により国際的注目を集めることが出来る。(例:Artes MundiやArs Electronicaなど)

B 受賞によりギャラリー契約獲得や美術館への収蔵・展示のきっかけとなりうる。

C 受賞により任意のアート・コミュニティの中での知名度向上・人脈獲得を期待しうる。

D CVに記入して実績にカウントすることができる。

9月締め切り分

締め切り 9/15
審査料 なし
作品メディア 不問
タイトル “Art Futures Fellowship in Athens”
テーマ 
賞典 レジデンシー(2ヶ月・支度金4000ユーロ)
会場 アテネ
URL

キャリアインパクト C

審査料無しで出せるレジデンシーで期間も手頃、支度金も出るのでおすすめです。ただしライバルは結構強そうなので、落ちてもがっかりしないこと。

締め切り 9/26
審査料 なし
作品メディア 2D
タイトル “Abstractd Virtual Art Prize”
テーマ 抽象表現の”D作品
賞典 1000USD
会場 オンライン
URL 

キャリアインパクト D

海外公募入門編として手頃な公募です。2D抽象表現の作品限定。

締め切り 9/27
審査料 なし
作品メディア 不問
タイトル “Allegro Prize competition”
テーマ 
賞典 25000ズウォティ(76万円くらい)+Contemporary Lynxでの掲載
会場 オンライン
URL 

キャリアインパクト C

イギリスのオンラインアートメディアとポーランドのECサイトの共同開催プライズです。
審査料タダなわりに賞金が良いのと、おそらくライバルも駆け出し勢でそこまで強力ではないと予想されるので、海外公募の入門編としておすすめです。

締め切り 9/30
審査料 20GBP
作品メディア 不問
タイトル “VAA International Exhibition & Scholarship Prize”
テーマ 
賞典 Shortlist以上でグループ展参加+3ヶ月のアーティストキャリア講習(オンライン)
会場 ロンドン
URL 

キャリアインパクト C

ロンドンでグループ展というのは魅力ですが、ライバルは結構強力な印象があります。審査料もそれなりにかかるので、充分な準備をしてチャレンジを。

締め切り 9/30
審査料 なし
作品メディア 絵画、彫刻
タイトル “Istanbul Artist Residency”
テーマ 
賞典 12/3-16の2週間、イスタンブールでのレジデンシー。その後、レジデンシー参加者による1週間のグループ展。滞在費と制作費は支給。渡航費は自費。
会場 イスタンブール
URL 

キャリアインパクト C

渡航費がちょっとかかりますが、審査料もかからないので「出すだけ出してみる」のはありと思います。応募動機や製作プランを英語で書くことになりますが、これらは普段から書き慣れていないといつまで経っても上手く書けるようになりません(別途、有償にてサポート可)。

10月締め切り分

締め切り 10/1
審査料 なし
作品メディア 
タイトル 
テーマ 
賞典 2023年に1-3ヶ月の間でセゴビアでレジデンシー。
会場 セゴビア
URL 

キャリアインパクト C

マドリードから60kmほど離れた古都セゴビアでのレジデンシーです。必ず制作せよとかワークショップをやれとかの縛りもなく、マドリードの現代アート人脈を作りたい作家向けとのこと。ただし選考は結構厳し目だそうで、それなりに実績がある人以外は呼ばれないようです。過去に呼ばれた人もヴェネチア・ビエンナーレ参加歴アリ、とかのレベル。

正直、今の日本で現代アート作家ですという看板で活動して日本語メディアでちやほやしてもらえている人たちの中で、この公募に出して受かる人は些少なのではないかと思います。それは才能や実力云々ではなく国際基準を見据えたキャリアデザインをしていないからです。

締め切り 10/4
審査料 なし
作品メディア なし デザイナーや建築家も応募可
タイトル “ Sir John Soane’s Museum Residency Program”
テーマ 
賞典 ロンドンのサー・ジョン・ソーンズ美術館で3ヶ月のアーティスト・イン・レジデンス+支度金1500ポンド
会場 ロンドン

キャリアインパクト C

ロンドンでのアーティスト・イン・レジデンスです。サー・ジョン・ソーンズ美術館は19世紀に活躍したイギリスの建築家の旧邸を美術館に改装したもので、知名度はまあまああります。

締め切り 10/25
審査料 なし
作品メディア 1-3分間の動画
タイトル “International Open Call for Digital Arts – ‘Yes to all’”
テーマ 別途キュレーターによるテキストあり
賞典 上位5人に1500ユーロ+スペイン国内各所での上映
会場 オンライン+スペイン
URL 

キャリアインパクト C

最近増えている動画公募です。ウェブで簡易に閲覧出来る動画ファイルは現代アートのフォーマットとして完全に定着したと思います。動画編集に忌避感が無ければチャレンジしてみることをおすすめします。何事も経験です。

締め切り 10/1
審査料 なし
作品メディア 
タイトル “ Camargo Foundation Residency”
テーマ リサーチベースド。つまり作品制作のためのリサーチをしてくださいというレジデンシーです。研究者やライターも応募可。
賞典 2023年秋と2024年春にそれぞれ10週間のレジデンシー。週あたり350ユーロの支度金支給。各ピリオドで7名。
会場 カシス(マルセイユ近郊の海浜リゾート)
URL 

キャリアインパクト C

こちらも最低5年以上のアーティスト活動歴を要求するものですが、採択されれば確実にキャリアアドバンスがあるはずです。

締め切り 10/31
審査料 なし
作品メディア メディアアート全般
タイトル “subnetAIR/ MediaART CALL for 2023”
テーマ 
賞典 2023/11/2-30 ザルツブルクでのレジデンシー。ザルツブルグ大学メディアアートおよび実験的テクノロジーセンターとの共催。支度金1000ユーロ。
会場 ザルツブルグ
URL 

https://subnet.at/subnetair/subnetair-mediaart-call-for-2023-stadt-salzburg/

キャリアインパクト C

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