担当者会議について
担当者会議について福祉用具貸与事業所の目線で書きます。
担当者会議とは、ケアマネ―ジャーがケアプランを新規作成したとき、ケアプランを変更するとき、介護保険の更新認定を受けたとき、要介護認定の区分変更をするときに行われる会議です。
利用者、家族、担当ケアマネ―ジャー、サービス事業者などの関係性が集まって、ケアの方針について話し合います。
会議では、福祉用具貸与事業所にも「利用状況を聞かせてほしい」と話が回ってきます。
福祉用具貸与事業所では営業力や選定力(困難事例解決力)が必要スキルとしてとらえられがちですが、ケアマネ―ジャーにとっては、それらにプラスして自分が受け持っている利用者のことを「どれだけ気にかけてくれるか」を見ています。
そうすると、「利用状況を聞かせてほしい」という質問には利用している福祉用具の利用状況の説明以外にも、
「以前と変化していることがあるか(身体状況)(生活状況)(気持ち)(家族状況)」
「ケアプランの目標は達成できているか」
「専門職からみた課題点はないか」
「ケアプランに反映させた方がいいことはないか」
「関係者で共有しておくことがあったら教えてほしい」
など様々なことを実は聞かれています。
もちろん担当者会議で自分の持ち時間は少ないので長々とお話しするのでなく、これらを理解し、適切な回答ができると、
「この人はしっかりと責任を持って担当してくれて信頼できる営業だ」
と思っていただけると思います。
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