なぜ入浴補助用具やPトイレはレンタルでなく特定福祉用具販売なのか
入浴補助用具やPトイレは、特定福祉用具販売の対象商品です。
介護保険を使って購入でき、ご利用者さんの負担額は1割から2割、3割になります。
それは入浴補助用具やPトイレがレンタルではなく、購入なのは貸与になじまない性質があるからです。
①他人が使用したものを再利用することに心理的抵抗感が伴う
②使用によってもとの形態・品質が変化し、再利用できない
また、排泄関連商品は感染症に注意が必要です。
排便からの感染リスクがあるため、そのリスクをなくすためにはかなり高度なメンテナンス機能が必要になります。
ベッドや車いすなどは、清拭・消毒といったメンテナンスと違い、一般的な福祉用具貸与事業所にはできないメンテナンス方法で排泄関連商品をメンテナンスし、感染症のリスクをなくさなければいけません。
それらの理由から、レンタルに向かない商品は購入に対して介護保険適応になります。
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