ストレングスファインダーが難しい理由は翻訳に問題あり。
こんにちは。ギャラップ社認定ストレングスファインダーコーチの加藤ヒロキです。
ストレングスファインダーの結果をみたとき「これ、本当に私のこと?」「なんだかしっくりこないな」「理解するのが難しい」と感じたことはありませんか?
実は、これは翻訳が問題。
英語のオリジナルから日本語に翻訳される際に、言葉のニュアンスが変わってしまい、意図が伝わりにくくなっていることがあるんですね。
たとえば、「自我(Significance)」という資質が上位に出たとき、よく耳にするのは、
「私、そんなに自我が強いとは思わないんだけど…」というご感想。
日本語で「自我」と聞くと、どうしても自己中心的とかわがままというネガティブなイメージを持ちがちです。
でも、“Significance”という資質は、他者に影響を与えたい、自分の価値を示したいという非常にポジティブな強みです。
自己中心的という意味ではまったくないんですよね。
他の資質も誤解されやすい?
実は「自我(Significance)」だけでなく、他の資質にも同じような誤解が生まれることが少なくありません。
たとえば、「競争性(Competition)」は、日本語では他人と争うようなイメージが強くなってしまいがちですが、実際には「自分を高め、より良い結果を追求したい」という前向きな意欲を示す資質。
周囲との比較を通じて自分を向上させたいという健全なモチベーションであり、決して他人を蹴落とすものではないんですよね。
また「慎重さ(Deliberative)」も、日本語だと慎重すぎる人と受け取られがちですが、実は「リスクを見極めて、慎重かつ賢明な判断を下す能力を持つ人」を指します。
慎重さ、と言われるより、リスク管理能力が高い、と言われるとまた印象が違ってきませんか?
表面的な意味にとらわれず、資質の本質を理解することが重要。
資質を理解して、自分の強みを活かそう
ストレングスファインダーの資質を本当に活かすためには、翻訳された言葉のイメージに引っ張られすぎないことが大切です。
たとえば、「自我(Significance)」を持つ人は、決して自己中心的ではなく、他者にどのように貢献できるかを強く意識しています。
この資質をポジティブに捉えることで、自己価値を感じ、自信を持って行動できるようになります。
「競争性(Competition)」や「慎重さ(Deliberative)」も同様で、ネガティブな側面に目を向けるのではなく、その資質が持つポジティブな意味に焦点を当てることが大切です。
ストレングスファインダーの資質には、翻訳による誤解が生じやすいものがあります。
これは、なかなかお一人では、理解されるのは難しいと思います。
オススメなのが、ギャラップ社認定ストレングスコーチからのコーチングを受けてみること。
正しく強みを理解することができるので、ストレングスファインダーの結果をしっかりと活かすことができますよ。
もし、ご興味のある方は、下記のホームページからお申し込みくださいね。
詳しい自己紹介はこちらです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?