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「 生きづらい 」と思っているあなたへ

「 生きづらい 」と思っているあなたは、自分のことが好きではないかもしれませんし、自分にはなんの強みもないと思っているかもしれません。

周りと比べてしまい、自分はダメなやつだと思っているかもしれませんし、自分を変えなくてはならない、と意気込んでいるかもしれません。

頑張りが足りないんだ、と思い込んで、毎日、頑張り続けているのかもしれません。

さて、これらがすべて勝手な自分の思い込みだったとしたら?

とお伝えしても、

「 思い込みではなく、ほんとそうなんですよ・・・。 」

と、言われることもしばしば。

でも、ほんとうに思い込みのケースがほとんどなんですよね。

その理由は、あなたが、「 生きづらい 」と感じているのは、あなたが生きづらい環境(会社・組織)にいるからです。

人は環境に大きく影響されます。

あなたの強みや長所を活かすことができず、逆に弱みや短所ばかりにフォーカスされてしまう環境にいることで、あなたは、ジブンを客観的に見ることができなくなっているんですよね。

私は、かれこれ20年近く前、飛び込み営業マンをしていました。アポもとらず突然訪問し、営業をかける、そんなスタイルです。

人見知りで恥ずかしがり屋、競争心もなく、心配性。ちょっと何か言われたぐらいですぐ凹む。(今はもう少しタフになりましたが)

私にとっては、飛び込み営業は、まさにストレスしかない環境でした。

名刺を折り曲げらたり、水をかけられたり、怒鳴られることもしばしば。

いま振り返ると、私にとってまったく不向きな職種をなぜ、選んでしまったんだろう、、と思いますが・・・(若気の至り)

強みを発揮できないどころか、毎日、苦手なことに向き合い続けるので、当時の私は、どんどんジブンに自信を失っていきました。

20代に関わらず、胃が痛くなり、いつも胃腸薬を飲みながら、飛び込み営業を続けていました。(※結果的に、会社が倒産したことで、解放されましたが)

さて、話を戻しますね。

会社で「生きづらい」という方は、真面目で、感受性が豊かで、共感性が高く、人の感情に敏感で繊細な方が多いんですよね。

そんな方が日本の会社組織でジブンの強みを活かして働くって、そもそもベースからして、ハードモードなんですよね。(※これが他の国だったら、また違ったかもしれませんが・・)

ハードな環境で弱音を吐こうものなら、タフでマッチョで鈍感な方々から(失礼!)、

「もっと頑張らないと!」「努力が足りない!」「周りをみてみろ!」などなど、余計なお世話を受けることになってしまいます。(※鈍感って、ある意味幸せ)

そこで、真面目な人は、つい頑張ってしまう、でも、合わないから、ジブンがどんどん摩耗されていく・・。

こうして、ジブンを疲弊させ、自信が奪われていくんですよね。

極論かと思われるかもしれませんが、会社というのは、知らずしらずのうちにあなたの強みを奪います。

「強みを活かして働こう!」と会社がメッセージを出しても、「じゃあ、私一人で仕事をするのが好きなので、ここままコロナが収束しても、自宅で働きますね!」といっても、受け入れてくれる会社は、あまりないかと・・。

会社の本音としては、社員に強みを出されてしまうのは困るんです。真面目な社員こそ大歓迎なんですよね。

真面目な方ほど、文句を言わずに、黙って働いてくれるので、会社としては扱いやすいんです。(でも、これは会社に限った話ではなく、真面目な生徒は先生にとって扱いやすいのと同じ)

こう力説していたら、昔、知人から

「加藤さんは、あんまりいい会社で働いたことがないから、そんな偏見を持ってしまうんですよ。うちはいい職場ですよ。」

と過去に言われたことがあります。(※大手企業にお務めの方でした。自慢げでした。)

まあ、そう言われてしまえばそうかのかもしれません。

でもね、「生きづらい」と感じる人が、ジブンを押し殺して、ジブンに自信をなくして、でも、頑張り続けなければならない、

という状況って、ほんとうに辛いんですよね。

環境が変われば、まったく未知の世界が待っていて、そこでは、驚くほど、ジブンらしく、生き生きと生きることだって、できちゃうんですよ。

その未知の世界が、私は起業だと思ってるんです。(いきなり起業でなくても、週末起業でもよいでしょう。)

ここで、「 起業なんて一部の特別な人だけにしかできないことでしょ? 私になんて無理無理!!」と思ったあなたへ。

突然ですが、5%!! 

これ、何の数字かわかりますか?

100年前の労働者人口における、サラリーマンの比率だそうです。わずか100年前はサラリーマンはこんなに少なかったそうです。(※昭和初期でも30%)

つまり、ちょっと時代を遡れば、ほとんどの方が、自営業者だったんですね。いまから100年前なんて、ちょっと前のことだと思いませんか?

当時は95%の方が、特別な人だったのでしょうか? 違いますよね。

いま、コロナの影響もあり、会社で副業解禁が話題になっていますね。

私は、時代がまたぐるっと周って、今後、日本は、昔のように自営業者(もしくは複業)が当たり前の時代になると思っています。

会社組織にいると、このあたりの感覚って、なかなか分かりにくいと思いますが、茹でガエルにならないようご注意くださいね。

最後に。

「生きづらい」という方へ。あなたのその真面目さ、感受性、共感性、繊細さは、立派な長所であり、強みであり、魅力です。

まわりに合わせて、その魅力を消さないように、見失わないようにしてください。

生きづらかったジブンですが、いまはおかげさまで生き生きとしています。

すぐに見つけることはできないかもしれませんが、ジブンらしく生きれる環境は必ずありますから大丈夫!

長くなりました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

追伸:

私の経験や考え方が生きづらい方のお役に立てれば幸いです。こんな思いで、このblogも今後も綴っていきたいと思います。

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