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いい加減に結婚すると思ってた

31歳にして、結婚すると思っていた彼とお別れしたわけです。
1年付き合いました。
その彼とは地元の同級生だったので、別れるにしてもきちんと向き合ってからがよかったけれど。

LINEで一方的に彼の怒りの感情が爆発して(私には何故そこで怒るのか最後まで理解できなかったし多分理解できる女性はいない)
LINEで終わらされてしまった。

なんともモヤモヤした終わりだったけれど、別れて10日ほど経ってみて
「自分が帰ってきた」という感覚があることを感じている。

気付かぬうちに彼の支配欲、コントロールしたいという気持ちにより蓋をされ、私らしさを潰されていた。
その蓋がはずれた瞬間、「そう、私ってこういう人間だったの!」というように、魂が喜び出した。

ふと涙が出てきた夜。
これは、悲しみに浸ってしまったほうがいいなと思い、彼との写真を見返してみた。
すると、思わぬ方向へと着地した。

「この時、こんなこと我慢したな」
「あー、この時はあれを言おうとして飲み込んだな」
そんなことばかり思い出して、気づけば涙は枯れ、別れてよかったな...という気持ちでずいぶんと冷静になっていた。
(写真はそんなに枚数ないので割とすぐ枯れた)

もちろん、感謝の気持ちも沢山あるし、彼から感じていた誠実な気持ちや愛情もしっかり受け取っていた。
だけれども、それ以上に私は我慢をしてしまい、自分らしさに蓋をされていることを受け入れてしまっていた。

彼が悪いというよりは、自分でそれを選んでいたのだ。
嫌だ!と言えばよかったのかもしれない。
でも多分、そう言っていたらもっと早く終わっていたのだろう。

6/20は私の誕生日で
私は人生で一番嬉しい誕生日を送ることになった。
彼から盛大に旅行のプレゼントをしてもらい、こんなに幸せでいいのかと思うほどだった。

その旅行は三重県の伊勢神宮参拝をメインとするものだった。
伊勢神宮参拝は回る順番があるようで、23日かけて順番通りにお参りをした。

私は全ての神社で、まず第一に
「私は周りの人たちをオタスケできる人間になりたいです。」と手を合わせた
それに続き
「隣にいる彼がここに連れてきてくれました。彼との子供を産み育てることができたらいいなと思いますが、一番良い形になるように運命はお任せします」
と続けた。

これを、合計20ヶ所近く繰り返した。
だから、神社巡りをしてきた次の月にまさかお別れするだなんて
いまは、神様たちのご厚意によるものだとしか思えない。
「お前が幸せになるには、もっと別の人が相応しい」
そう言われている気がする。

私は見えない存在を信じている。
明らかに危険だった時に、なぜか大事には至らないというようなことがあるから。
そして、何か悲しい時には、ご先祖様の誰かが護ってくれているようなイメージが湧いたりする。

16人目の彼氏だった。
いい加減に結婚すると思ってた。
でも、31歳の今、子供が欲しいから焦りを拭えない今でも
彼とはお別れすることになってよかったなと心底思う。

この、帰ってきた私のまま
私をきちんと愛して
その愛した私をそのまま愛してくれる人を
きちんと見極めて好きになろう。

そう決意を固めたのでした。


だってね、今までの人生よりきっと
結婚してからの方が長いんだから。
幸せにならなくちゃね。

同じような経験をした人の
力になりますように。

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