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メタバース事業の始め方〜成功と失敗には法則がある

こんにちは!加藤です!
メタバース事業のはじめ方について解説していきます。
これは日テレさん主催の下記のイベントで話したものをもとにしております。



▼本稿の目的


本稿はメタバース事業をもう5年近くやり続けてきた僕とambrの西村くんが対談したときの内容をまとめたものです。
僕の備忘録および、
メタバース事業に参入する方に失敗してほしくないという気持ちで作られています。
このnoteを読むと体感、30%程度失敗確率が下がり、成功に近づきます。

▼本稿の対象者

・今からメタバース事業を始めようとしている新規事業開発者
・メタバース領域に興味のある方
・なんかすごい!VR事業とかやりたいし、VRCHATみたいなの作りたい方

▼課金制度導入のお知らせ

このnoteはこちらのイベントの広告になります。
こちらのイベントが終わったらすべて無料で公開されます。(年末くらい)
それまでは一旦有料販売として限られた人しか見られないようにしようと思っています。
値段は会社の目の前のラーメン屋さんが880円なので880円でおいておきます。


▼事業を始めるために必要な準備3つ

○メタバースは何なのかあらためて自分で決めきる

事業を始めるにあたって、あなたがまずいちばんに決めないといけないことは「メタバースは、、、、今年のバズワード? or 10年後に必ず来る未来?」です。これが事業を起こす上で一番重要なことだと思います。

バズワードだと思うのでしたら、辞めたほうがいいです。
バズワードだと考える場合、後述の理由であなたの事業は続けられなくなります。ただ、それそのもの自体を否定しません。メタバース事業ではなく、仮想通貨ですぐ儲かる!みたいな事業をやったほうがいいです。(多分。やったことないんでよくわかりません)


○メタバースを学ぶ。

今からメタバース系のものを触ってくださいっていう話をするんですが、
「勉強しろ」「ユーザーの気持ちを理解しろ」とかぬるいお話をするつもりはありません。
ただ、単純に皆さんが新規事業するときの発注金額がさがりますよって話をしたいと思います。

残念なことに世の中には「バカ向けの料金」というものが存在します。

こっちのほうがわかりやすいと思ったのであえて強い言葉を使ったのですが、もうちょい正確かつマイルドに伝えると
「コミュニケーションコストをどっちが負担するのか問題」
というものが存在します

多くのメタバース事業者は言わないですが、理解の浅い事業会社の方に対して見積もり多めに出すことがあります。
それは「ぼったくろう」っていう気持ちで出しているわけではなく、
「覚悟を測っている」
んです。
今、メタバース事業をお手伝いし、キチンと作れる事業者は限りなく少ないです。そのため、取り合いが発生します。
「あ、この人達、”バズワードだと考えているな”、”調査しにきたな”と思われたらちゃんとした事業者ほど、取り合ってくれる確率が下がってしまいます。

どれくらいのお話をされるかといいますと、ざっくり相場観で「7000万円の案件で、勉強していない担当者がカウンターパートだった場合1億円の見積もりが出てくる」程度でしょうか。
なぜならば30%は現場がいつもより混乱するんです。
本来7000万円でみんなやりたいんです。ただ、覚悟の足りない方と一緒にやるにはその分のリスク、不勉強を誰が負担するんだ?という問題はやっぱり避けて通れないと思ったほうが良いです。

10日で良いので、discordをつけっぱなしで生活してみてください。
3日でいいんでフォートナイトやってください
10人でいいんでVRCHATにログインして「おすすめのワールドに連れて行ってくれませんか?」って聞いてみてください。たった3つで30%は回避されます。

○自らはなんなのか問いただす


自分たちが今上記の前提を捉えたときどの位置にいるのか見定めるべきです。

西村くんの資料を見ると

新規事業開発

プロダクト開発

メタバース開発

っていうのが流れとしてあって、
下流に行くほど難しくなるんですが、今どれくらいの立ち位置に自分たちがいるのかを見定める必要があると思います。ちなみにどの立ち位置にいてもメタバース事業を始めることはできます。ただし、「発注金額が高い!!」って思ったらもしかしたら勉強不足なのかもしれません。
ちなみにTGSVRはいくらで発注されましたか?という質問に対して、西村くんが向き合う場面があるのでぜひこちらのイベントを見ていってください。
https://vctec.io/

無料パートはここまでです。

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