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仕事ができないなんて当たり前。『仕事がデキる人間』なんてこの世に存在しない。

いつもお世話になっております。
公務員歴13年目のKatoです。
仕事サボりのプロを自称しています。

突然ですが質問です。
皆さんは仕事ができる人ですか?
自慢ではありませんが、私はまったく仕事ができません。

この記事は、仕事ができなくて悩んでいる人に向けて書いています。
もしあなたが自分のことを仕事ができる人間だと自負しているなら、この記事を読んでも何も得るものはないので、別の意識高い系の人の記事でも読むことをオススメします。

それでは早速結論です。
安心してください。
この世の中に仕事ができる人なんて存在しません。
少なくとも、日本の公務員に、仕事ができる人なんて1人もいません。

あなたのことを『仕事ができない人間』だとレッテル張りをしてマウントをとってくるような人も、あなたと同じ仕事ができない人間です。

仕事ができるって何?

そもそも、仕事ができるってどういうことでしょうか。

一般的に仕事ができる人というと『ミスをしない人』とか『結果をだす人』のことを指すかと思います。

でも公務員には、そんな人は1人もいません。

どういうことなのか。
1つずつ説明しますね。

ミスをしない人間なんていない

まず、ミスをしない人間なんてこの世に存在しません。
なので『ミスをしない人=仕事ができる人』の方程式が成り立つ場合、この世に仕事ができる人は存在しないことになります。

こういう話をすると
『ミスをしない人間は確かにいない。大切なのはミスをした時にどう対処するかだ!対処の仕方が上手い人間が、仕事のできる人だ!!!』
みたいなことを言う人がいます。

でも、これも検討違いな話です。

ミスの対処に必要なのは経験です。
仕事ができるできないの話ではありません。

ミスをした時の対処法なんて、以前に同じミスをしたことがある人にしか分かりません。
つまり、ミスをした時の上手な対処法をたくさん知っている人間は、以前に色んなミスをたくさんしたことがある人です。

なので、もしあなたが仕事でミスをしても悩む必要はありません。
将来の仕事のために、これからもどんどんミスをしましょう。

今のあなたのミスを対処するのは、あなたの仕事ではありません。
過去にあなたと同じようなミスをしている、あなたの上司の仕事です。

仕事で結果をだしている公務員なんていない

仕事で結果をだすってどんなことでしょうか。

いろいろな考え方があると思いますが、この記事では『結果をだす=課題を解決する』とします。

それでは、今の日本において、最重要な課題とはなんでしょうか。
上記の質問を全国の公務員に投げかけた場合、ほとんどの人が『少子高齢化問題』や『人口減少問題』だと回答するはずです。
メディアでもさんざん取り上げられていますからね。

ではこの『少子高齢化問題』や『人口減少問題』を行政主導で解決した自治体はあるでしょうか。

いいえ、ありません。

日本には絶対に解決すべき明確な課題があるのに、この問題を解決した公務員はいません。
むしろ、この問題に真剣に向き合っている公務員すらほとんどいないのが現状です。

つまり、日本には結果をだしている公務員なんて1人もいないので、仕事ができる公務員なんて1人もいないということになりますね。

仕事ができる人はいないけど慣れてる人ならいる

上述のとおり、本当の意味で仕事のできる人間なんて、公務員にはいません。

公務員にいるのは仕事に慣れた人だけです。
今までたくさんの仕事をして、たくさんのミスをしている人だけです。
たくさんミスをしているから、ミスの対処法を知っていたり、事前にそのミスが起こる確立を下げる方法を知っているんです。

あ、それから社会人の常識(笑)をたくさん知っている人もいますね。
でもこれも、長年社会人をやっているから身に付いた知識です。

『仕事ができない』と言われても気にしない

ではなぜ上司は部下に『お前は仕事ができない人間だ!』なんて言いがちなんでしょうか。

それは単に他人を見下してマウントをとって優越感に浸りたいからですね。

なので、あなたは誰になにを言われても気にする必要はありません。
あなたは単に言われた作業だけを粛々と終わらせれば良いのです。それだけでお給料がもらえます。

人生なんて、お給料がもらえるだけで丸儲けです。
明日からもお給料のためだけに職場に行きましょう。

ということで今回の記事は以上です。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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