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一番手軽にお店に集客できるツールは何か?

マーケティングは、カスタマージャーニーを作って、全体像を最適化して、、というように進めていくことが一般的ですが、人員が少ない個人店や人手不足の店舗ですと、運用が必要な集客は何個もすることができません。

そこで自店舗に最も効果があり、自分の空き時間もしくは手間がそこまでかからない集客ツールを一個集中してやりたいと考えます。

その時に、候補として挙げられる集客の施策を紹介します。なお、スマホの操作がある程度できて、カメラで動画や写真が取れるだけの最低限の技量があることを前提にします。

第1候補:Instagram

まずお店の集客方法として、Instagramを使った方法の優先順位はやはり高めです。

総務省「令和2年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」

4年前のデータにはなりますが、X(Twitter)、Facebook、Instagram、Youtubeなどの利用率を比較した時に、XとInstagramが同程度です。また、女性の割合がInstagramの方が高いことがわかります。

数値で言えば、LINEやYouTubeが高いですが、LINE公式アカウントはリピーター向けの集客方法になることやYouTubeは最低でも動画を用意しなければならないため、運用難易度が高めです。

Instagramがおすすめされる理由は・・・

  • 商品やお店の情報の検索方法としてよく使われる

  • 写真やショート動画が中心になるので、コンテンツの用意も難しくはない

  • リール動画など直接繋がりのない人にもリーチさせる手段がある

  • 超激安で運用ができるInstagram広告で、店舗の周辺のみに画像やショート動画を表示できる

SNSの場合だと、情報を掲載して、無料で運用するイメージが強いですが、いわゆる広告課金をすることで、Instagramの場合は、座標から細かくエリアを指定して表示区域を絞り込むことができます。

そのため、人気のある商品やサービスの紹介画像やショート動画に広告をかけることで、周囲から新規顧客を呼びやすいと言えます。

逆に広告を使わないとなると、新規顧客に十分なリーチが作れないと考えられるため、大きく集客する力は下がります。


第2候補:チラシ


チラシは、気になった情報であれば手元に残りやすいメリットがあります。なので、ポスティングをやった回数だけ、効果が得られやすいことがメリットとして挙げられます。

従来は、チラシもDTPデザイナーに外注しなければまともなデザインをすることが難しかったですが、現在は、CanvaやAdobe expressなどがあるため、簡単にチラシのデザインができます。

また、印刷会社が提供しているポスティングサービスは、配布地域を絞り込みがかけれるため、直接顧客にお店の情報をリーチさせることができます。

そして、料金をみてもらえばわかるのですが、

  • チラシを印刷する料金

  • チラシを印刷し配布してもらう料金

この2つには大きな差がそこまでないために、1年に4回(3ヶ月に1回の頻度)、2回(半年に1回)の頻度でチラシを配布するのも、自分で手続きの方法さえ覚えてしまえば、流れ作業ですることもできます。


まとめ

2つしか取り上げていませんが、この2つの優先度が高いということです。まずは、着手すれば集客の可能性が高い直接リーチする方法を試しましょう。

他には、グルメサイト、予約サイトなどに加盟することもありますが、各種サイトの集客力とサイト内検索の対策に強く影響されるため、いわゆる札束の殴り合いになりやすい性質があるのは覚えておきましょう。


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