野球物語第三話 中学校編雑魚控えからエースに。

どうもkatikuです!
だんだんこれ書いて意味あるんかなと思い始めてますが、折れずにまずは書いてみます笑

全部正直に書いてますし、目的は僕の野球人生を見てもらって、ちゃんとお力になりますよって事を言いたいのでまあどんな奴なんやろー程度で見てください。

前回は少年野球の時の話をしました。
意外かもしれませんが、野球大好きと思って過ごしてきたのではなく、辛いなーしんどいなーと思いながら過ごしてきた5年間でした。(小2から野球始めたので。)

だからこれからもしお試しで野球指導やキャッチボールのお手伝いご依頼された方にはできる限り楽しめるように工夫できると思ってます。

順風満帆に来た人って面白くないとか辛かったっていう人の気持ちわかんないんですよね。
僕は一通り経験してきたので、人の気持ちに寄り添いながらやっていきたいと思ってます。

画像1

では、早速中学校編まいりましょう!!

・野球部以外の部活に入ろうと思ったが、断念・・・

中学校に入学する時は野球部に入る気はあまりなかったです。
だって下手だから笑
野球部の監督に挨拶行きましたけど、兄が野球部だったのですが、特に覚えてなかったようでふーん…って感じでした。

まあそんなこんなで陸上部に興味を持ち陸上部の練習を見に行くことに。(野球部も一応見に行ってましたよ!)

ただ、その時はすごい脚をしてる猛牛達が必死こいて走ってるのを見たわけですよ。
別に今考えれば中学校で違うスポーツを始めるなんて普通なんですが、その時の僕は
『あっ…やっぱずっとやってきてる経験者じゃないと無理だわ』と思っちゃったんですよね。

となると、僕の選択肢はもう一つでした。
という事で、野球部に入ります。

同期は18人いて、みんな上手そうでした。
(てか、少年野球の時からの仲間が半分くらい)
たまたまその時、転任してきた先生が野球部の顧問になるという事で、完全新しい環境で野球が始まっていくことに。

その結果、僕の人生は大きく変わります。

その先生が練習初日に言います。
『ピッチャーを6人選ぶ。やりたい奴は手を挙げろ。』
僕は迷わず手を挙げてました。

今まで控えで見向きもされなかった自分。
絶対注目されたい。ピッチャーやりたい。

そんな気持ちでした。
ただ、他の5人は全員ピッチャー経験者。
まず、僕が残る可能性なんてほぼ無かったんです。

その後キャッチボールをして、ピッチング練習。
中学校一年生の時の僕のMaxは105キロ。
まあ遅い…笑

しかも、僕は父から教わった握りでストレートを投げてたんですけど、その握りってツーシームの握りだったんですよね。
※普通の握り方はフォーシーム。
 軟式であればボールのつなぎ目のところを真ん中に握る形。
 ツーシームは縫い目の両方に指をかけて握る形。

野球を知っている方ならわかると思いますが、フォーシームは真っ直ぐの回転でいくのに対して、ツーシームは縫い目の凹凸へかかる空気抵抗が大きくなり、基本はシュートして沈むようなボールになります。

しかし、僕の球はそれどころかフォークしたり、回転が不規則だったりで、キャッチャーが取れないよう球でした。(今は投げれない笑)

まず、野球のルールも投球フォームも何もかも深く知らないので、我流でした。(教えてくれる人がいなかった~~)

数週間後練習試合があって初めて投げることに。
まあ緊張しました。ストライクが思ったように入らず苦労しましたね。

その時監督から『ど真ん中で勝負しろ』と言われて本当にど真ん中に投げました。
(中学校は変化球投げて良いんですが、僕は変化球知らなかったので笑)

ここで不規則ボールが功を奏して三振をとりました。
これを機にいろんな試合で経験を積みました。
ただ、守備は下手くそ。牽制は下手でやり方知らないとかまあ、課題だらけ。

ただ投げるだけのマシンみたいなもんでしたが、一つ上に中学校で身長185センチで最速125キロのエース様がいたので、目標があったのは大きいと思います。
その人は変化球七種類くらいあって、三振は毎回2桁は取る。
自分からしたら化け物でした。

しかも、ピッチャーがつける白い粉の袋(ロジン)を1試合で使い切るんですよね。
当時はマジでお山の大将ってこういう人か。
無駄遣いすげぇ…と半ば飽きられる部分もありました。

でも、結局実力主義なので総じて尊敬しかなかったです。

中学校一年生になると、成長痛もあり練習出来なかったり、守備が下手なのでずっと一人でバント処理や牽制の練習を続けたり、体幹トレーニングと走り込みを中心にやってました。

走るのは好きだったのでいいですが、体幹とか守備は相変わらず嫌でしたね笑
でも、守備は出来るようになってくるとすごく楽しいです。恥ずかしかったり、嫌なのは少しの間でそれに対して自分でちゃんと取り組めば何とかなるものだなと感じたのを覚えています。

・気付けばピッチャー一人に。まさかのエース候補に抜擢!!

そして、一年が過ぎようとする頃、メインでピッチャーメニューをずっとこなす人間は同期では僕だけになってました。

いや、ほんとに気付けば『ん?俺だけ?』
たまにキャプテンが投げたり、少年野球の時のエースだったやつが投げたり、左がいるってことで左利きのやつが投げたりしてましたが、
メインはいつも僕になってました。

ピッチャー経験者の中に一人未経験。
でも気付けば一人だけ残ってる。

ドラマや映画のようなストーリーですが、まさかでした。
もちろん努力もしましたし、負けず嫌いな性格なので勝負事に対しての気持ちの面は強かったんですけど一番大きかったのは自分に期待してくれた監督がいたこと。

初めの頃はほんとにただ投げるだけで使い物にならなかったんですけど、それでも使い続けてくれて、練習をよく見てくれました。

この期待されてる、使ってもらえるって環境は僕にとってかなり大きかったです。

・期待される、必要とされることは頑張る原動力になる!

少年野球で控えで腐っていた僕がチームの中心。エースになっていたのです。
これは中学校レベルだから起こり得たかもしれません。

しかし、僕の人生は間違いなく変わり、野球が素晴らしく楽しいスポーツだと思えるようになりました。

練習や試合でも7.8割は苦しいこと、しんどいこと、辛い事が多いです。
でも、自分がチームの中心なんだって思う事でそれも乗り越えれるし、残りの幸せな事が本当にうれしく思えるんですよね。

努力が形になるかは分かりません。
努力が報われないこともあると思います。

でも、成功してる人、成長出来る人は間違いなく努力してます。
だから自分に自信が持てるし、主体的になれるんですよね。
これは、どの世界でも同じかと。

さて、まだ後半があるのですが、あまりにも長くなったので、次回にします(^ν^)

最後までお読み頂きありがとうございます。
では、また!!

興味を持ってくれたり、野球指導、キャッチボールのご依頼は以下のボタンより友達追加お願いします!!

LINE友達追加


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?