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高校編③ 最後の試合の後に泣くなんて思えなかった。気付けばプロ目指してた。

どうもkatikuです!!

昨日は高校2年生の頃まで描きました。

エースになれたけど、自分の力の無さを自分で嫌と言うほど体感・・・

初めて『あっ・・・だから俺エースになれなかったのか』と気づかされました。

そこからほんとに努力して入学時は124キロだった球速は140キロになってました。

でも春先はその年選抜に出る高校との練習試合でぼこぼこにされますwww

そんなこんなで春の地区大会。正直圧勝でした。

■実力試す機会の県大会初戦で覚醒!!でもやっぱ詰め甘い・・・

県大会に普通に進んで、初戦。

相手は最速145キロのプロ注目選手がいる高校。『ひぇ~~~・・・』

当たるんかな~。はい。僕はもちろんノーヒットでしたwww

チームとしてもわずか二安打・・・おいおい。しかし、その二安打がちょうど一イニングに重なり、一点を先取。

そのあとはヒット出てないので分かりますよね?www

結果は・・・自身最初で最後の公式戦完封勝利!(^^)!(1-0)

もうめちゃめちゃうれしかったし、夏に問題なく臨めると確信できた試合でした。

次の試合はその次の日で中継ぎで8回から同点の場面で登板。

なんとその試合延長14回までいきました・・・

『そろそろ無理やで~』と気を抜いたのがほんとに悔やまれるんですが、先頭にツーベース。バント失敗の後、パスボール。1アウト3塁・・・

その試合はとにかく火を吹いてそれまで5イニングで8奪三振中。まあ行けるだろうと思っていましたが、ベンチの策は満塁策(わざと四死球を出して満塁でゲッツーを狙う。)

それでラストバッターが打ち上げた打球はライトフライ。タッチアップでサヨナラ・・・うーんほんとに僕はだめだなwwwただ、自信を深めた春でした。

■5月腕を肉離れ。6月下旬までボール投げれず、夏本番へ。

さあ、事件ですwww 練習試合のブルペンで『ぷちっ』となって、そこからじわじわ腕が痛い。『まあ、なんか痛めたくらいかな』と時期も時期だったのでそのまま登板。そのまま完封www

ただ、腕を伸ばすことが出来なくなってました。その後整骨院へ直行。電気を当てると普通ぴくっと動くはずなのに、無反応・・・あれ?

『肉離れです』まじでぇ~~~~!!!やばいやん。安静を言い渡され、そこから1か月走り込みだけ。これわかる人は分かると思うんですが、走り込みでつける体力と投げ込みでつける体力また別なんですよね・・・

そんなこんなで大会2週間前に完治。急ピッチで仕上げました。

■夏本番 正直怪我のせいで自信あんまりなかった。

調整が遅れたことで十分な実戦経験が積めなかったのでまあ不安。

そして初戦を迎えたわけですが、4-0。8回無失点

2回戦 14-2(9回に8点取りやがったwww)8回1失点

3回戦 2-1(7回それまで4番やったやつが代打出場で同点ホームランで一気に逆転とまさに高校野球ドラマ)3回無失点(中継ぎ)

4回戦 4-2(一番しんどい試合で多分最後熱中症でふらふら) 9回2失点

5回戦 2-1(延長11回サヨナラ)1回無失点(まさかの勝ち投手www)

準決勝 7-1 (特になし)9回1失点

決勝 6-2(負け。甲子園には行けず)5回3失点

とまあこんな感じで思ったより抑えてました。準決勝までで防御率0.4くらいかな?(1試合平均でとられる点数)

それよりも僕が嬉しかったのは打率!!(11打数6安打7犠打)めっちゃ打ってたwww

でも、準優勝。先輩たちの結果は抜けませんでした。でも、秋初戦コールド負けから、よくここまでこれたなと満足感もあったし、何より4回戦でしんどいな~って思ってスタンド見たときにみんなが声出して屋根のないところで応援してくれているのを見て、『俺よりしんどい環境でずっと応援してくれてるやつらおるやん』って事でみんなで甲子園行きたい。

これ自身にとっては初めての感情www(それまでは俺が連れていく!って感じでした。)

で、決勝終わって泣いてる選手も多かったけど、あんまり泣けなかった。

あ~~終わった。やっと落ち着けるってほうが本音。

でも、球場出てみんな残念がってるよなって思ったら、ベンチ外の同期たちが笑顔で『お疲れ!!ナイスゲーム!!』と称えてくれた。

その瞬間目の前が見えなくなった。最後まで俺は俺の事しか考えてなかった。

なんでこいつらを甲子園に連れて行ってあげれなかったんだろう。顔を上げれなかった・・・ずーっと泣いてた。『ごめん、ごめん』ってずっと謝ってた。

これは自分の中でも意外。俺、泣くんやってwww

学校帰ったら親と一緒に写真撮りますってなって、俺は父親がいるようでいないよくわからない家庭だったからずっと母親だけが支えてくれてた。

その親に銀色のメダル渡すときにまた申し訳なさが出てきた。

ずっと弁当作ってくれたり、応援きてくれたり、反抗期で喧嘩したりしてずっと支えてくれてたからせめて金色あげたかった

俺が泣きそうになってたら周りから『何でお前が泣くねん』って言われて、確かにと思いとどまった。

■高校時代エピローグ

これで俺の高校生活は終わり。人生で一番濃い時間だったけど、あんまり書きすぎてもあほやからここまでに。

と同時に毎回小学校、中学校、高校と入学時に野球はもう最後と思って入学してた。だから、入学時は高校で辞めるつもりやった。

でも、プロに行きたい。そう思えてた。自分の能力が想像できないくらい伸びてたし、野球が生きがいになってた。

だから、有名私立大学の推薦を受けて、そこに進んだ。

やっていくうちに好きになる事もあると思うし、気付けばすごい実力がついていて、その結果もっと上へって事ってあるよね。

むしろ俺は初めは自信ないけど、期待されたり、結果が出始めるとどんどんのめりこむタイプ。

多分営業会社で数字命ってなってる会社に入れないのはこの性格やからかな?自信ないもんいきなり数字残せるっていうwww

だからそれよりは自信があんまりないって人を応援する方が合っているのかもなと。てか、その会社の上司が常に気にかけてくれる会社があればな~って感じ。甘えちゃいますwww

とまあそんな感じで高校編は終了。次は大学。闇時代wwwではまた!!


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