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既読書紹介vol.11

昨日の記事で、
体験が感情をコントロールをする力になると書きました。
それがわかっても、人は体験を避ける傾向にありますね。それは、なぜなのでしょう。

ルーティン化された行動よりも
新しい行動は失敗を伴う確率が高い。
失敗が人を消極的にするのでしょう。

そんな「失敗」を題材にしたのがこちら。
マシュー・サイド著
『失敗の科学』

失敗から学ぶことができたら、
それはとても費用対効果が高いこと。
しかし、人は失敗をすることを恐れるし、
失敗を悪だと思っている。
そのせいで、失うものの大きさよりも
目先の逃げを優先してしまう。
いろいろな業界での事例を挙げ、
失敗から学ぶことの必要性が書かれている。

失敗から学ぶことで
(他の要因もあることは考慮の上)改善の幅が大きくかわる。

個人であっても
社会的立場が高くなるほど、失敗を認めなくなるそうです。
そこに、どの時点で気づけるか。

失敗は悪ではなく
必要なものと誰もが認識するようになったら、
もっと生きやすく、
そして、発展的な社会になるのではないだろうか。

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