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日本語を教えることで、言葉の深みにはまる

俳句を通して、日本語の多彩さを感じていましたが、
いざ、日本語を教える側になると
その煩雑さを痛感します。

子ども相手と
外国人相手に日本語指導しています。

どちらも、難しい説明は通じません。
そして、モチベーションを保つためにも、
楽しくやる工夫と
出来たことを褒めることも必要事項となります。

ひらがな、カタカナ、漢字のどれで書くか、
そして、同じ音でも違う意味を持っていたりする場合、その言葉のニュアンスを伝えるのに、
私自身の日本語のチカラも試されるわけです。
例えば
「きれい」という言葉
お堅い文章の時は「綺麗」と漢字で書きますが、
個人発信の文章では「キレイ」とカタカナが使われているのを、よく目にします。
これを、どう説明するか。
そして、
「きれい」には、「綺麗」と「奇麗」の漢字があります。
同義として扱っているときもあるし、
違う意味を含んで、使い分ける時もあるようです。
みなさん、一度調べてみてください。
そして、その意味の違いを説明してみてください。
なかなかに頭を悩ませることになると思います。

ましてや、幼児や外国人といった学習途中の人への説明となると、なおさらです。

言葉を意識して使うということの大切さを
感じています。
みなさんは、自分の使う言葉を意識していますか?
しゃべれて当たり前の言葉となると、
意識せずに話してしまいますが、
こう疑問に思ったときだけでも、意識をしてみると、自分の表現の幅を広げることができそうです。

みなさんも、使う言葉にちょっと意識を向けてみてください。面白い発見があるかもしれませんね。

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