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大自然に囲まれて、椎葉村でワーケーション!(「十根川集落フットパス体験」プログラム編)

前回は、椎葉村の交流拠点施設「Katerie」でのワーケーション体験をお伝えしましたが、併せて実施された「十根川集落フットパス体験」のレポートをお届けしようと思います。

十根川集落は椎葉村中心地から車で15分ほど。重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区)として国に指定されている貴重な歴史的建築群です。

フットパスは十根川観光駐車場からスタート。木の鳥居を抜けて山道を歩き十根川神社まで移動しました。

道中、巨大な栃の木が。苔むした巨木が並び、秘境感が漂います。

縁結びの神様として崇められる十根川神社。古くは八村大明神と呼ばれていたそうです。村に伝わる古文書では、平家の残党を追ってきた源氏・那須大八郎が最初に陣屋を構えたのが十根川エリアだったと記されています。

この神社には、その那須大八郎が植えたとされる国指定天然記念物「八村杉」が。樹齢800年、高さでは国内2番目と言われています。巨大すぎて1枚の写真で全体が写せません!

椎葉フットパス十根川コースの案内板。

建物の建築方法や特徴的な石垣の話など、ガイドの方に説明を受けながら道を進みます。

十根川集落では地元の方々がここで生活を営んでいらっしゃいます。家を縫うように道が整備されており、敷地内を通って移動します。民家は、母家、馬屋、蔵の3つで一つになっていて、火事対策として蔵は離れた位置に建てているのが特徴。

険しい山の斜面に、棚田と石垣が整然と並んでいます。石垣は造られた時期で形が違っており、きれいに反ったものも。

集落の一番上の民家。企業が事務所として利用していたこともあり、トイレなどもきれいに改修されています。小規模事業者向けのワーケーション施設としても利用できそうです。

一番高い民家から十根川集落を見下ろしたところ。奥に見える一際高い杉の木が八村杉です。「十根川集落フットパス体験」は、椎葉村の伝説や成り立ち、特徴的な生活などが垣間見えるプログラムでした。


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